つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2004年05月10日(月) 「ドリーム・キャッチャー」

「見たことを後悔する恐怖」とか書いてあるし、販売用のスタンディまでも、電動式になってて非常に手の込んだものだったので、
「覚悟してみるぞ〜〜〜」
と、今まで手を出さなかった映画。


あらすじ
大学助教授のジョーンジー(ダミアン・ルイス)、精神分析医(←でも自分も鬱気味)のヘンリー(トーマス・ジェーン)、車のセールスをするピート(ティモシー・オリファント)、大工のビーヴァー(ジェイソン・リー)の四人は幼馴染。大人になった今でも、年に一度はビーヴァーの山小屋に泊まり、旧交を温める関係だ。
交通事故にあったジョーンジーが回復し、今年も皆が山小屋に集まったとき、怪しげな男が「道に迷った」と山小屋にやってくる。買出しに出かけていたヘンリーとピートのいない間に、ジョーンジーとビーヴァーはその男を山小屋に招きいれるのだが・・・。


とまぁ、その後怖いことが起こるのは、当然の展開・・・ってな話。


でもきっと、原作を知らず、かつ何の予備知識もなく、CMのイメージで惹きつけられたワシと同じタイプの人は、これを見て思うことでしょう。





「え?見たことを後悔する恐怖って・・・?(^^;)」



・・・と。




原作:スティーブン・キング。




原作者は語る。
「この作品は過去に映画化された私が原作のホラーの最高峰だ」




・・・・・え??(^^;)




キング、本気っすか??




あの・・・なんつーか・・・・ワシきっと、この映画を「ホラー嫌い」の人にも安心して「あ、大丈夫よ♪」と勧められると思う。



後悔って・・・どういう後悔??(笑)


「見なきゃよかった」っていう後悔??


CMで見た、街角の佇む男の子とか、瞬時に轢かれる男とか(←結局これはジョーンジーなんだけどね)、ああいうのを見て期待する恐怖の方向性とは全く違う話じゃないか!ひどいよひどいよ〜〜〜〜(>_<)!


ただ、全部が全部だめかというと、そういうわけでもなく。そこがこの作品の微妙なトコロなんだけども・・・。

ホラーだと思ってみるから、「違うよ!」って思うだけで、要はこれがエイリアンものだと知ってみれば、それなりに楽しめるものと思われます。

ただ、エイリアン・・・・すまん、どうしても笑える。
まずあの形状がイカンだろう。あまりにも「大人向けの冗談」なカタチ・・・。口を閉じてるときのカタチなんか、どう見ても男性局部そのものだよ・・・(^^;)。しかもそんなカタチのエイリアンが、ピートのあそこに噛み付いたりするもんだから、ますます大爆笑だよ。

そう。A級ホラーを期待してみるから裏切られるのであって、B級エイリアンものと思ってみると、
「あら、意外といい映画ね」
と思えるでしょう。

特に、四人+一人の友情のラインは、同じくキングの「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせるし、ジョーンジーの精神下(記憶倉庫)での映像表現はけっこう好き。キングがインタビューで「書きたいのはホラーではなく、ヒューマン・ドラマ」と言い切ってるように、「友情と奇跡のドラマ」だと思えば納得かもしれない。



ネタバレではっきり言い切ってしまえば

「ダディッツという知的障害を持つ男の子に不思議な力をもらった少年四人が成長後にエイリアンと出会い、その不思議能力でもってエイリアンに立ち向かう映画」
なのです。それと知ってみれば、ワシは嫌いじゃない。むしろ結構好きかも。


ただ・・・・結局ダディッツは何者??(^^;)


DVDの方には二種類のエンディングが入れられており、そのどっちでもダディッツが何者かっちゅーことには触れられてない。でも、なにかではある。なんせエイリアンも、ダディッツのことを知ってたし。


だから、何者なのよう!ダディッツ!!


気になる気になる〜〜〜〜(>_<)!



それと思ったのは、エンディングなんだけども、ワシ個人としては、あの二つのエンディングのイイトコ取りで一本にすればよかったのにと思う。ラスボスとの戦いは本編の方がいいとして、クレジットに繋がるエンディングの方は、映像特典で入ってた「ブル〜バイユ〜♪」の方がよかった。
なんと映像特典見てジワっと来ちゃったよ、ワシ。こっちの方がよかったのにな〜。なんで、本編の方、あそこでパツンと切っちゃったのかな?上映時間の問題?そうだよな〜、なんせ無駄に三時間だもんな〜。長いんだよ、ホント。

しかも、今となって考えると、モーガン・フリーマンの出る意味はあったのだろうか?と真剣に考えてしまう。っちゅーか、モーガン・フリーマンったら、本当にこの脚本を読んで出演オッケーしたのか!?と不思議でたまらない。それとも、よっぽど原作が面白かったのか??
モーガン・フリーマンとトム・サイズモアっちゅーベテランどころは、もう完全に脇だし、脇らしいオチなんだもんなぁ・・・。なんだったんだ、あれは・・・。もっと軍関係のシーンを削って、五人の友情の方にポイントを置いたほうがいい映画になったんじゃないかと思うしねぇ。
そもそも25年も前から地球に来ているエイリアンがいて、各地で軍が出て戦っているっちゅーのに、民間人が全くそれをしらないっつーのも不思議極まりないし。いや、そこは突っ込んじゃいけないのか??



関係ないけど、ヘンリー役のトーマス・ジェーン。かなり好みの顔だわ〜。「クリスティーナの好きなこと」のピーター役の彼よね?可愛いです。もっといろいろ出てくれないかなぁ。どきどき。
それと、なんとも偶然だったのが、この間みた「ミニミニ大作戦」のマーク・ウォルバーグのお兄ちゃんことドニー・ウォルバーグが出ていたこと(笑)。お〜。これもこれでニュー・キッズ出身だ〜!でも、あの役をやるのは結構大変だと思うぞ。たいしたもんだ。今知ったが、「シックス・センス」で一番最初にブルース・ウィリスを撃ったのも彼だそうです。ほほ〜。
「I Daddits !」
思わず言っちゃうぞ〜〜〜!でもホント、ダディッツは可愛いかったです。何者か分からないけど(^^;)・・・。


ホラー好きの母に見せようかと思ったが、

「全然怖くないじゃん」

とあっさり言われてしまいそうで怖いです。
まぁ、一応「見る?」と聞いてみるか。うむ。


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