| 2004年03月31日(水) |
棚卸のミステリー(完全版) |
今日は棚卸っつーことで、病院に行ったあと、一度帰宅してから出勤。
早めに参加したせいか、今回は珍しく書籍の方の担当になりまして、日ごろから書籍担当のだらだらナイスガイ猫背くん(←褒めてんのかけなしてんのかわからん呼び方だな)と共に書籍のチェックをしておりました。
すると、奥の方から痛い視線を感じる。
なんじゃろか?と思ってみると、それは「もしもワシが男だったらこの子と結婚する」と決めている女子大生の「さぁのすけ」だった。
さぁのすけ(←といっても、こう呼んでるのはワシだけ)は、ぽやんとした外見、育ちの良さそうな雰囲気、そして天然ビブラートの聞いた声を持つお嬢さんながら、実は非常に頭がよろしく、周囲に流されない芯の強さを持ったワシのお気に入りである。お笑いマニアっつーところもワシ好みだ。しかも、前上司と全面対決になったときも、職場の多くが本人を目の前にすると、はっきりモノをいえなかったときも、毅然とした態度で貫いた潔さも感心しきりである。華奢なバディのどこにそんなパワーがあるのか、不思議なトコロである。
で、基本的に誰かの悪口を言ったりとか、そういうことのないさぁのすけなんだけど、そんなさぁのすけには、最近天敵がいる。それが先月あたりにはいってきた新人で新卒の男の子(大学卒業したてってヤツやね)なのです。
実はこの人、初日にワシは一緒に仕事をしたんだけど、そのときからうさんんくささがプンプンと漂っていた。
どうしてかというと 1)横柄 2)わけの分からない自信に満ち溢れている 3)勤務初日から独断で仕事をする 4)仕事上必要な書類を勝手に捨てる 5)自分に非があろうとも絶対に謝らない 6)人の話を聞かない 7)物事を考えない 8)挨拶をしない(というか、上司にしかしない) 9)仕事をなめている 10)お客様に対しても横柄 11)嘘をつく 12)自分の失敗を隠そうとする
・・・というところが見えたのです。だもんで、「うはぁ、コイツ要注意人物だ〜〜」と思ったんだけども、なんせ「今のAVソフトコーナーにはいないタイプの店長お墨付きの期待の新人だ」という情報を得ていたので、半信半疑ながら一緒に仕事をしていたのです。
しかし、数日経っても彼の態度は改善されないまま。でも他の職場の子も特になにを言うわけでもないから、上記のように感じたのはワシだけなのかなぁ・・・と思っておりました。 で、とある日、さぁのすけと一緒のシフトになって閉店後の店内で閉めの業務をしながら話していたのです。そこへ、他の子がポロっと 「なんか、Tさん(←新人さん)が勝手に商品の売価を変えて売ってたんだよね〜」 と一言。続けて 「予約の方も、なんか勝手なことしてるよ〜」 とも。ワシはもう気になって気になって、思わずさぁのすけにコソコソっと言ってみたのです。 「ねぇねぇさぁのすけ〜。あのTさんって人さ、ちょっと変じゃない?誰か修正してくれないかなぁ(−−;)」 するとさぁのすけの目がキラ〜んと光り、今までに無い高揚と共に言いました。 「そうなんですよ〜〜(>_<)!アタシなんか、もう修正しまくりですよ〜!腹立つ〜〜〜!!」 お〜、めずらしくさぁのすけが激怒している。さらには 「あ、やっぱり?」 とその場に居たメンバーがみんなそれぞれ「なんか変だ・・・」と感じていたらしい。 話を総合すると、彼はすでに仕事は全て覚えたと豪語しているらしい。しかし、報告書の一つもまともに書けないどころか、書かなくちゃいけないって事実も知らなかったらしい。あまりにもミスが多いので、みんなが気を使って「なにか分からないことがあったら、なんでも聞いてね」と言ったのに対し「もう分かってるから結構です」とまで言ったらしい。さらには「楽勝です」とまで・・・。
ならミスすんなよ・・・
ミスのカバーをしに、お客さんの家まで行くことだってあるんだぞ〜(>_<)!しかも既に一人、家まで行ったケースがあるんだぞ〜〜〜。 なんにも分かってないくせして、全て分かってるとか言うなよ〜〜(>_<)。
は〜〜〜ら〜〜〜た〜〜〜〜つ〜〜〜〜〜〜〜!!
「でもさ、店長お墨付きなんでしょ?期待の新人なんだよね?」 というセリフに、さぁのすけは青い炎を目の中でメラメラと燃やしながら言い放った。 「確かにあんな人、ここにはいないタイプですよね」
そうか、そういう意味だったのか!(笑) というのはまぁ、冗談で。
たしかに、あんなに自分のことが見えていない勝手な人は、うちのコーナーにはいないタイプだよな・・・(^^;)。悪意すら感じるしなぁ・・・。
しかし、いったい店長はどういう意味でもって「いないタイプ」といったのか気になっていた。っつーか、「誰かワシの納得できる言葉で説明してくれよう!」と思っていた。
で、話は戻って棚卸。 なぜ、さぁのすけがすがるような、かつ非常に疲れたつらい目でワシらを見ていたのか・・・。理由は、その新人くんとコンビを組まされていたからだった(^^;) 棚卸は二人一組で作業をするもので、その二人で始終一緒にいるはめになる。正直、ワシは猫背くんと組むと分かったとき「やた!ラッキー!」と思った。なぜなら今回の書籍の棚卸には、地雷的人物が二人ほどいたからだ。一人は新人Tくん。もう一人は、先輩なのに誰も彼のことを信じないSくん(^ヮ^;)。ちなみにSくんに当たっちまった通称ダーリー(リーダーだから)は、ワシらに向かって「どっちかチェンジ!チェンジ(してくれ〜)!」を連呼していた。 当然ワシらは「いやいやいや、ワシらこれで満足だから(^^;)」と丁重に断り、作業に入ったのです。
恐ろしいくらいに、ワシらは順調にすすむ。ワシがカウントし、猫背君は記入担当。猫背君は普段から書籍だし、ワシもまぁ三度目の棚卸だから手順は分かってる。しかし、他はそうでもないらしい(^^;)。
合間を縫って、さぁのすけがやってきた。 そして言った。 「あの人・・・数かぞえられないんです(TT)。もうフロア長に怒られっぱなしで・・・」 聞けば、さぁのすけ(記入)と新人Tくん(カウント)でやったところ、あまりにも間違いが多いため確認してくれたフロア長にしこたま怒られたらしい。もはやカウントさせられないっつーことで、カウントをさぁのすけがやることになったんだけども、そうしたらそうしたで書き損じがあり、これまた一緒に怒られたんだそうな。 「そりゃあ可哀相だなぁ・・・」 と楽しそうに言う猫背くん(笑)。彼はいつでもけだるく楽しそうだ。良く見りゃ背も高くてそこそこいい男なのに、いまいち目立たないのはそんな覇気の無さのせいだろう(爆笑)。
とりあえず順当にワシと猫背君は作業を終え、次のステップに。 そこでワシに回ってきたのはなんと、新人Tくんがやったところのチェック作業だった。
やべぇ(−−;)。全部、間違ってる・・・・。
あのさぁ・・・・全くミスしないっつーのも至難の業だと思うけど、全部ミスするってのも、逆に至難の業だと思うのね。 しかも、1違うとかってミスじゃなくって
「一体どう数えたら106が44になるの?」
っていうようなミスなわけね。 しかも、記入者欄に名前もなければトータル数とかも書いてない非常に不親切な書き方してるし、
「僕は前にも職歴があるので、仕事はすぐにできます」
なんて豪語しておいて、一体今までの職場ではなにやってたんだ? っつーくらい、仕事に対する姿勢がなってない。 連携で仕事をする場合、「次の人が分かりやすく、かつ仕事がしやすいように自分の仕事を完結させておく」ってのは鉄則でしょ!?!?違うのか!? しかも、「前に誰が何をしたか」っつーのを分かるようにしておかないと責任の所在だってはっきりしないしさ、ミスがあった時に事実関係の確認もできないでしょうが!
おかげでヤツの字を覚えちまったわよ! しかもしかも、ミスがあったら、ミスを発見した人が最初っからやり直すのよう(>_<)!
あぁ、やり直したさ! なんでヤツの尻を全部拭わないといけないのだ!? 納得がいかない・・・・(−−;)
しかも、「なんか間違ってるみたいなんだけど」と言っても、ヤツは
「・・・あぁ」
と一言漏らすだけで、謝りもしない。しかも、ワシを一瞥して去ってったよ。
どういうこと・・・・・(−−)?
こいつ、何様のつもりなんだろうか・・・。
で、判明したのは、どうやら彼は定時制の高校を出て、通信制の大学を出たらしいということ。それで高校では生徒会の副会長をしていたんだけど部下が慕ってくれなかったことが悩みだったことらしいこと。でもとりあえず、常に部長だとかそういう肩書きを持っていたことを面接でアピールしたらしいこと。
店長が言っていた「うちにはいないタイプ」っつーのは、おそらくそういう骨太なバックグラウンドをもったハングリー精神溢れる雰囲気のことだろう。確かにうちのコーナー、基本的に実家にそこそこ金のある坊ちゃん嬢ちゃんが多いしな。
でもねぇ・・・定時制の高校を出た人が、みんな健気に真面目に働いているとは限らないと思う上に、むしろその話を聞いた時に
「・・・え?あれで?」
と思ったのも確か。だってあれはハングリー精神じゃなくて、単なる小山の大将にしか見えない。どこでトップを張ってたか知らないけど、たいしたトコロじゃないとしか思えない。っつーか、そもそも慕ってもらってなかったってことからしても
認めてもらってなかったんじゃん・・・・(−−;)
ってことがよく分かる。
彼が今までどうがんばったかなんつーことは、悪いけど関係ない。
ただ、頼むからちゃんと仕事をしてくれい・・・。 さもなくば辞めてくれい・・・。
店長が気にいってるのならば、別のコーナーに持っていって欲しい。 でもまぁ、この間の棚卸でヤツをマークしていた別部署のフロア長なんかは、すでにヤツを欲しがらないとは思うけどね。
彼の自信が一体どこから来ているのか、本当に本当に謎である。
それがこの棚卸最大のミステリーだわ・・・・(^^;)
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