つぶやける乙姫
辛口なのか、毒なのか・・・

2003年07月22日(火) 「ルーブルの怪人」

さて、フランス映画です。ワシの好きなソフィー・マルソー主演だったので、前々から気になっていたのですが、「SFXサスペンスミステリー」という盛りだくさん過ぎる感じの注釈から(なんか、盛りだくさん過ぎると、かえって薄っぺらそうな印象がしませんか?)、なんとなく観ずにおりました。
でもまぁ、丁度脳みそが疲れているときなので、分かりやすいもんでも観ようかな〜と、観ることに。


1935年、考古学者のデフォンテーヌはエジプトでミイラを発見した。しかし、そのミイラを祖国フランスに持ち帰る途中の船で、乗組員が次々怪死するという事件が起こり、ミイラは「呪われたミイラ」としてルーブル美術館の地下に封印された。
それから60年後。ルーブル美術館の改修工事によって、地下から発掘されたミイラは「棺から名前の削り取られた不思議なミイラ」として美術館内の注目を集めることに。その解明に向けて、イギリスから専門家が呼び寄せられた。
その頃、ルーブル美術館の真正面のアパートに祖母と二人で住むリズ(ソフィー・マルソー)は停電に悩まされていた。やってきた電気修理屋のマルタンを気に入った祖母は彼にワインを振舞うが、その直後祖母は突然倒れ、帰らぬ人に。
傷心のリズであったが、やはり再び停電に、調べるとリズのアパートの地下はルーブル美術館の地下工事現場に直結しており、そのせいで電気関係が不安定になっていたのであった。好奇心から工事現場に入り込み、そのまま深夜のルーブルに入り込むリズとマルタン。そして、そこでリズはミイラと対面する。
その夜から、深夜のルーブルに謎の怪人が現れ、古美術品を盗んでいくようになる。そして、それを見てしまった警備員が怪人に襲われるという事態まで起こり始め・・・。



とまぁ、こんな感じ。フランスの原題が「ベルフェゴール」だったので、こりゃまた悪魔ものかな?とかすかに期待したのですけども、最後まで「え?ベルフェゴールは・・・??」って感じで・・・(苦笑)。結局はミイラの霊が・・・ってオチなんだけども、途中で老刑事が「今度こそ捕まえてやるぞベルフェゴール!」って言う割に、結局ベルフェゴールは出てこず・・・。
ベルフェゴールといえば、堕天使(元・権天使)であり、悪魔。7つの大罪の怠惰を担当(?)する悪魔なんだけども。あまりにも気になったので更に調べてみたら、ベルフェゴールって現在ではパリの守護悪魔なんだそうで。ルーブル美術館はパリにあるから、「あ〜、だからベルフェゴール(謎の魔物だから土地の名前で代用?)」と、ちょっと納得。

ソフィーは相変わらず美しく、ワシ好みの色気を振りまいてくださいました。な〜んか、いくつになっても可愛らしい色気があるのよね、あの人。6歳の息子がいるらしいけど、お母さん似だったら、さぞかし可愛らしいお坊ちゃんであろうと・・・。
SFXサスペンスミステリーと言う割には、あまり大仰なSFXもなく、謎というほどの謎もなく(最初にミイラが発見されてる時点で、ミイラの霊だよねぇ・・・とすぐに分かってるし)、さらにはミステリーとかホラーというほどの怖さがあるでもなく(だって、怪人っていっても中に人が入って夜のルーブルを徘徊しているだけだし)。ただまぁ分かりやすいので、映画初心者向けではあります。ソフィー見てるだけで綺麗だよ。うん(←ある意味酷いこと言ってるよね、ワシ)。
ただ、最初から本格派ではなく「ライトミステリー」を狙ったんだとしたら、そこそこ面白いかも。「やる気あんのかよ!」と三村ツッコミをしたくなる老刑事と考古学教授とか、ある意味笑えるし。

ミイラとかエジプト関係でもっとハラハラしたかったら、ハムナプトラの方がいいかも。個人的には「王家の紋章」で決まり!なんだけどね(笑)。



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