| 2026年10月09日(金) |
「鹿骨のレイコちゃん」の思い出 |
江戸川区の鹿骨(ししぼね)っていうところに、小松菜農家をやっている親戚があったのね。まだあると思うんだが…もう何十年も行ってないからホントのところはわからないんだけどね。
で、そこの家に「レイコちゃん」ていう女の子がいたのさ。最後に会ったのが、自分が小学校に上がるか上がらないかぐらいだったと思うから、数十年と言わず会ってない。さすがにもうすでに「女の子」ではないと思うが笑
レイコちゃんは自分より1〜2コ年上で、体も自分よりはかなり大きくて、行くと遊んでくれるんだけど、たいていは最後、取っ組み合いみたいになって、背中に馬乗りになられて腕を捻じ曲げられたり、仰向けでマウント取られて好き放題されたりしてよく泣かされており、ホント「かわいがって」もらいました。いや決してエロい意味ではなく笑
そもそも鹿骨という場所は、ウチから行くとかなり不便なところにあって、バスを乗り継いで行った記憶があるんだけど、当時バスに乗るとワタシ大抵車酔いしてたので、それがイヤであまり行きたくなかったんだよねえ。で、行くとレイコちゃんが「かわいがって」くれるというね。正直ニガテでした。
レイコちゃんの写真とか持ってないので、記憶を頼りに思い返そうとすると、目がパッチリしていて、でもちょっと切れ長の冷たい印象で、髪の毛がちょっとくるくるっとしていて、なんだかちょっとお人形さんみたいな女の子だった気がする。
ここ数年で本家の当主とか叔母とか自分の親とか何人かが亡くなって、法事等で親戚と顔を合わせる機会も増えたんだけど、レイコちゃんは見たことがない。それこそ自分が子どもの頃から会ってないので当然なんだけど。でも何回に一回かはレイコちゃんのことを思い出して、周りの親戚に「むかし、レイコちゃんていたと思うんだけど、元気なのかなあ」なんて聞いてみてるんだけど、なぜかみんな「いや、だって…レイコは、その…」みたいな感じで口ごもるのである。なんかタブーでもあるかのように、毎回、はぐらかされてしまうのである。深く追求する気持ちもないので、その話はそれっきりになってしまうんだけど、なんなのだろう。一体、レイコちゃんに何があったというのだろうか。
自分の中では、今もなおミステリアスな女の子であるレイコちゃん。自分が真実を知る日は、いつか訪れるのだろうか。では再見。
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