まれ日記

2006年10月01日(日) M○gM○g

雑色駅のすぐ近く、第一京浜をわたったところにその居酒屋はあります。

二年前雑色に住み始めた頃からもう何度となく通って、わりと早い段階で顔を覚えてもらって。たまにサービスで一品ごちそうしてくれるのです。おれと多分そんなトシが変わらないと思われる生真面目そうなマスターと若干年上?ってカンジの奥さんと、二人で店を切り盛りしています。バイトの子とかはいません。なんだか家庭的な雰囲気の、あったかいお店です。

この居酒屋、もしかしたらチェーンなのかもしれないんですが、雑色にあるあのお店は唯一無二と思っています。


引っ越す前にそのお店に行ってきました。


ここは料理がとってもおいしいのです。家庭的な味です。あと「黒甕」っていう芋焼酎があって、ぼくはいつもロックで飲むのですが、酒屋で買って帰って家で飲む黒甕と、このお店で飲む黒甕はやはり別物という気がします。ロックグラスになみなみと注がれた黒甕。こんなにグラスにいっぱいいっぱい注いでくれるお店をぼくはほかに知りません。もうこれが最後、と思って飲みました。たくさんたくさん、飲みました。

この日もマグロと蛸の刺身をサービスで出してくれました。なんか泣きそうになりました。

随分前からこの街を出るときにはマスターと奥さんにはちゃんとご挨拶しよう、と決めていたのですが、やっぱり言えなかったです。

いつものように「おやすみなさい」を言って店を出て、ぼくとツレと二人で商店街を歩きながら泣きました。本当に小学生みたいに「エーン!」って声を出して泣きました。こんなカンジで泣いたのは本当にいつ以来だろう。


でもまたいつの日か。あのお店でおいしい料理と甕ロックを味わいに行こうと思っています。


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mare

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