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■ 記憶と違う『キャプテン』
野球マンガを面白いと思ったことはない。 というか、野球自体すら好きじゃない。 子供時代、野球でアニメ番組が潰れるのに心を痛めた人〜? ヾ(゛ε゛*)ヾ(*゛ε゛*)ヾ(*゛ε゛)ノハイ ハイ ハイ! ってな具合だ(笑)
しかし、この『キャプテン』だけは、なぜか好きだ。 作者のちばあきおが41歳の若さで縊死したということに ショックを受けた覚えがあるが、 今思えば、この作品の生真面目さを見ればなんとなく頷ける。
一般の人達は、 とろんとした無名の少年たちが努力して成長していく その無名の人間のひたむきな努力 とかなんとかに感動するらしいが、 私の場合、臍が曲がっているのか(笑)、 努力しなければならない他の選手達を軽蔑し 当初は斜めに構え噛み付きもしていた天才ピッチャーが、 皆と一体感を持って、初めて真剣にホームへスライディング! するも、わずかに届かなかった… というしょっぱいラストシーンに感動した。 普通ならば、こういう話は、 あり得ないような格差の強敵に劇的に勝利して エンドマークとなる。 そういう話だと、その場は勿論スッキリするのだが、 結局は記憶に残るようなものにはならない。
若い日はみな何かを目指せ 秘めた力自分じゃわからないよ 夢を大きく持とう そうだとびきりでかく 答えよりもっと大事なことは 勇気出して自分を試すことだ 君は何かができる 誰も何かができる 熱い想い燃やせばそれで 心も体もさわやかだ 僕らは 若い日はみな進んでゆけよ 後ろ向くな前だけ向いてゆけよ それが青春なんだ それが青春なんだ (キャプテン 主題歌『君は何かができる』)
という歌が 涙も乾かぬまま整列する彼らの晴々しい顔とともに 流れていく。
現実的には プロが計画的に育成した元々素質のある一流選手に 勝てない でも、彼らに恥ずる所は自分たちには何もない 慢心もなく、精一杯やった そうした充実した悔いのない青春があった
いいっス…( ;∀;) 年を取ると ますます 良く思えるのがミソだね。 自分にはなかった青春の幻影に浸ることができるから。
リーマンはねぇ 後悔のない努力しても 結果出なきゃ 意味ないッスから 結果出ても 上に気に入られてなきゃ 意味ないッスから ・・・_| ̄|○・・・
…という昔と今の思いが ビデオ屋で『キャプテン劇場映画版』とタイトルを見た途端、 わらわら沸いてきて、つい借りてしまった。
そして観て、愕然とした。 私の記憶は、チョン切れていたらしいのだ!! Σ(゚Д゚)ガーン
なんと、その感動的な負け試合の後、 中学野球連盟だか何だかのお偉いさんが 敵校は16人出して規則違反だったから再試合しろと命じ、 主人公の学校は、その再試合で勝利を手にするのである。 そんなラスト、嫌だぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ それじゃ、普通の努力賞賛のスポ根ものじゃん!!!
続編で 主人公の指は、その試合のお蔭で使い物にならなくなった という代償を背負っていることが判明するらしいが、 私の見たものは勝利で終わるのみだった。
お…思い出が…陳腐化していく…(´・ω・`)ショボーン
2005年08月15日(月)
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