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■ ステーキなら「入きん」!
美味しいステーキを食べられる店はないか? 「肉!にく!ニク! 肉さえあればいいっっ」 という肉人間が周囲にとても多いので、 この要望に応えられる店を長らく探していた。
ニューオータニ内の鉄板焼屋 とか 銀座の老舗すき焼き屋 とか 三笠会館内のステーキ屋 とか 吉祥寺の人気肉屋 とか
いろいろさ迷ったが、 今までどれも「ふつー( ̄− ̄)」という感想しか出なかった。 そんな中、唯一、 築地さ○う は、美味いと素直に思ったが、 店内がいまいちダサいし、コースに工夫がないのが 気になっていた。
そんな折、 肉魔人の一人の要望でステーキ店を探すこととなり、 いっちょ本格的に調べるか!と、ネット活用は勿論のこと、 『おとなの週末 今夏の銀座』 『東京カレンダー 肉料理の事典』 という雑誌まで買って、研究してしまった。 そうして探し出し、幸運にも大満足な結果を得られたのが、 今回紹介するこの店なのである。
「入きん」データ ****************
場所 : 東京都中央区銀座3-12-19 里垣建物B1 東銀座の歌舞伎座裏手。徒歩5分。黒い建物 電話 : 03-5565-0252 営業 : 11:30〜14:00(LO).17:30〜22:00(LO) 定休日 : 日曜・祝日 ランチ : カレー 2,000円 シチュー(テール/ビーフ/タン) 3,000円 ロールキャベツ 1個1,000円 和牛ステーキ膳 5,000円 など ディナー: コース 12,000円、15,000円、18,000円 ビーフシチュー 4,200円 タルタルステーキ 4,000円 など カード : 可
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まず、電話予約。 これでここの店に行こうと決めたくらい、対応が良かった。 まだ予約をするか迷っていた時に、 「コースメニュー、FAXでお送りいたしましょうか?」 と向こうから言ってきたので、お願いしますと言うと わかりやすい大きな地図まで添えられてきて、 気がつく店だなと感心した。
私たちは、真ん中(笑)のコースを注文したのだが、 コース内容は、 ・前菜(タルタル、牛たん味噌漬、牛刺) ・サラダ ・ステーキ ・ご飯(カレーor牛佃煮入りお茶漬け) ・デザートとお茶 という まさに肉オンリーの潔いものだった。
蛇足かもしれないが、 コースの値段の違いは、15,000円のものと比べ、 12,000円・・・前菜にタルタルがない 18,000円・・・肉のグラム数がUP というものである。
店の雰囲気は、完全に大人の隠れ家風で、 席も、仕切られたブースがあったので断言はできないが 4テーブル程度しかないように思う。 高い天井の落ち着いた静かな店内で、 丸首のTシャツを着た連れは一人浮きまくっていたw
飲み物は、 ワイン(グラスで2,000円くらい)やビールの他に、 オブジェかと思った奥のテーブルにあるお酒で 何でもお作りしますとのこと。 小心者なので、とてもそんな注文はできなかった(^▽^;)
そして食事。 まずは、前菜の3種類の肉。 タルタルは、ニンニクが多少きついかなという気がした。 牛刺は、予想通り甘く蕩けるように美味かった。 しかし、実は、品のいいコクの味噌漬が一番かも。 あぁ…ここに白いご飯があれば…と咽び泣きたいくらい。
次にさっぱりとしたサラダを食べ、 メインのステーキは、ロースとフィレから選ぶ。 どちらも胡椒をびっしり塗してあって、 見た目、これで美味いのか?と正直びっくりしたが、 食べて納得。
いや、まぢに 肉 違います。
脂乗りすぎでもいかんのよ、肉ってのは。 程よいサシが入って、そして、焼き加減も極上であってこそ 美味しいと思うことができるのだ。 下品な脂身なんかついていないので、 注文はフィレよりロースが正解だと思う。 ちなみに松坂ではなかった。佐賀だったか前沢だったか? ステーキを単品で注文すると1.4万円〜だそうだから、 そっちはクドいくらい脂の乗った松坂牛(A5)なのかも。
次に、ご飯の選択。 ネットで調べたところ、TVでも5月に放映されたらしく、 「カレーが絶品!」 とあちこちに出ていたので、迷わずそれを注文。 サラサラの和風っぽいカレーに、部位が違う肉が3つだけ。 見た目は、非常にシンプルである。 これで肉5キロ以上をブイヨンとして使っている というから期待もしようというもの。 いざ食べてみると、 さっき肉を食べたばかりなのと、カレーという主張の強さもあってか 和風カレーの美味しいやつ? という感じしかもてなかった…(つД`) が、ご飯がかなり固めに炊かれてあって甘さを感じた。 ご飯が固いのは、店の方針なんだとか。 私も固い派なので、仲間を得たようで嬉しい(o^∇^o) …なんて、お気楽な話ではなく、 カレーのサラサラ感を崩さず、惹きたてるため というテクニック的な意味なんじゃないかと後で気づいた(笑) 結局、もともと和風より欧風カレーが好きな私なのに、 おかわり自由と言われ、ついついおかわりしてしまった。 (*´д`*)はぁ…満足した〜 欲を言えば、 ご飯もカレーもさらさらなのに平皿なので、掬いにくい というのを、どうにかして欲しかったかも。
最後のデザートはココナッツのアイスらしかったが、 「別に、美味しいメロンが入りましたが、いかがですか?」 と品良く言われ、ついつい頷いてしまった。 回転寿司のメロンを、隣席のガキの羨望を浴びながら取る という喜びしか知らなかった私にとって(笑) メロンがこれだけ瑞々しく甘い という事実を知ることが出来たことは、たいへん良かったw
こうして大満足のうちに帰ろうとすると、オーナーが言った。 「お名刺、頂戴できますでしょうか…?」 Σ( ̄Д ̄;)め…名刺… プライベートで名刺を出すという習慣のない私は、 名刺なぞ、会社のプラスチックケースに入れっぱなしだった。 しかも、ボーナスも出ないような会社の名刺なんざ 恥ずかしくて出しかねた…。 が、ちょうどいいことに、連れが有名会社の社員だったので そっちを出させる。 オーナーは、とても満足したように名刺を押戴くと、 厨房にいたシェフを急き立て表に立たせ、挨拶させ、 私達の姿が見えなくなるまで、建物の外で見送ってくれた。 黒塗りの車で来てなくてゴメンね(; ̄ー ̄A
ちなみに、ネットで調べたところ、 この店は、1999年に一度閉店していて、閉店前は 故ジャン・トロワグロ氏など名だたるシェフたちを顧客とした 超高級店(1人5万円以上!)だったらしい。 まぁ、よく考えたら、今でも 単品で全て頼んでいって、おまけにワインでも飲んだ日には 似たような値段になると思われる。 コースができてよかった♪(*^^*)
今度は、テールシチューを食べたい。 皮付きだからゼラチンが溶けずにぷるぷるなんだって!! (゜-、゜)ジュル
2005年07月25日(月)
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