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■ うちのボブ
久々に実家に戻ってみると、 家にはアイドルが居座っていた。 そのアイドルとは、 初めて見る私を警戒して、箪笥の隙間に隠れてしまった アビシニオンの♂。 まだ生まれて2ヶ月たらずの痩せっぽち仔猫である。 鼠が家族の目の前でタップダンスを踊ったので、 急遽猫を飼うことにした というのはあからさまな言い訳で、 家族中がチヤホヤする為に飼われたに違いない。
名前は、ボブ。 血統書つきの関係で、名前に「B」の入ったものをつけてくれと言われ、 父親が ボブ・デュラン にちなんでつけたそうだ。 しかし、 周囲は ボブ・サップ に肖ったのかと、当然思っている。
上品なすっきりした細い顔で、艶やかな茶色の毛並みのボブ。 私の好きなのは、丸い顔のちょっとおデブなくらいの日本猫なので イマイチ、かわいい♪という気になれない。 抱いてみると、細い割には、しっかりした骨格があって、 仔猫の壊れそうな華奢さもない。 今までに飼ってきたバカ猫たちの顔が思い浮かんできて、 ちょっと悲しくなった。
「ま、コミュニケーションしてやるか」 アイドルで遊び倒さなくては、何しに家に来たんだか! 隠れているボブを引きずり出すと、 鼠退治の訓練用に買ったというネズミ型の薇のおもちゃを走らせる。 食いつきが悪い。 前にいた多くの猫たちは、尻を高々と上げ意気揚々と・・・(涙) もうひとつ、 ショッキングピンク色と金色の羽根のついた猫じゃらしもあったので、 それに変えてみた。 すると、覿面に効果があった。 ボブは、 隠れて手をシュッと出す猫の常套手段を取らず、 真っ向勝負、追いかけるのが好きなまだまだ仔猫なヤツだった(笑) くるくると走らせて、ハイジャンプ。 ひねりながらの空中回転だよ!(笑) と面白がって、散々飛び跳ねさせていると、 「そんなに運動させて・・・あんまり食べないんだから、痩せちゃう」 と家族が心配する。 うちのは、食べさせ過ぎなのだ。 以前一番おデブだった猫など、8キロとかにしてたではないか? 平気でまた走らせまわってジャンプさせていると、 何だかヨロッとした。 目だけは爛々と光っているのだが、 体が疲れて追いついていないようだ。 試しに抱いてみると、なんと心臓がバクバク言っている!(笑) 「ぶははは」 猫じゃらしはそこで止めにしようと放り出すと、 ボブは、それでもまだ構えの姿勢で狙っていた(笑)
あと何日かいれば、すっかり懐いてくれるだろうなと思いつつ、 家を後にする。 うちにも、ペット欲しいなぁ〜 と強く思った1日だった。
2003年01月02日(木)
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