It offers a cup of wine at common days!
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 キミの笑顔がスキなんだ

部内の親睦会。
飲み好き好き親父の年齢になるには、ちと早い構成のわが本部は
そう滅多にやらない。
異動が大幅にあった時だけやるといった感じなので、
年に1度か2度行えばいいと程度である。
なので、ほとんどクチを聞いたこともないという人がいるほど
遠い人もいる(笑)

そんなある日、
特別異動があって何人かが入れ替わることになり、
親睦会が開かれた。
女の子の履くミュールというのは、
ただでさえ遅い足を更に遅くするというステキな効果があって
集団で一緒に宴席へ向かったのに、
女の子だけは大きく遅れて到着した。
当然、席はほとんど埋まっていて、
これ幸いと、
私は簡単にそっと消えられるような入り口近くに座る(笑)
右隣は、最高齢の紳士なおじいちゃん。
左隣は、座れるスペースがない。
これは天国だ らっき♪
・・・と、思ったところへ、奥の方に座っていた課長が一人
皆を掻き分け、ぐいぐい外に出ようとする。
みんな、なんだ?なんだ?と狭い中、身を捻って彼を通すと、
なんと彼は
一人分のスペースもない私の左隣にぐいぐいお尻を入れて
陣取りなおしたのだった。
「オレ、ここ♪」

本部長や異動となった人の挨拶が終わると
宴会が始まったが、左側から感じるイヤ〜なオーラを感じた・・・
一度も今まで会話したこともない課長だ。
とりあえず、ビールだけ注いで、あとはほっとこう
営業スマイルを浮かべ、ビールを注ぐ。
「オレさぁ・・・キミの笑顔が好きなんだよねっ」
「・・・ハイ?」
「いっつも、パソコンに向かって怖い顔してるじゃん
でもさ、笑うとすっごくかわいいんだよね♪」
私は、あなたに笑いかけたことなんざないが・・・
「あ・・はは・・・」
別のテーブルにいた男の人たちが、そこへ顔を突っ込んでくる。
「何? 何? どしたんスか?(ニヤニヤ)」
すると、その課長は全く悪びれずに、みんなにも言う。
「オレ、××さんの笑顔好きなんだ
お前達知らないかも知れないけど、笑うとすっごくかわいいんだゼ」
「おぉ〜」
みんなの注視が痛い。
「は・・は・・は・・」
それから、堂々と口説く、口説く
周囲は、呆れて、だんだんそこから離れていく。
「女の子の気を惹くためのアイテムも持ってるんだよーん」
と、葉巻を出してきたり
「オレのも、みんな食べて♪」
とか言って、自分は水割りだけで、ニコニコこっち向いてたり
本人は、非常に楽しげだ。
「オレさぁ、女の子に追いかけられたりするベタベタしたのは
もうイヤなんだ
このトシになると、爽やかに大人に付き合いたいよね〜」
後腐れのない何とかフレンドというターゲットですか? 私?
別に私の方は、そんなもん欲しかないですよ?
名立たる遊び人とは聞いてはいたが・・・奥さんかわいそぉ

ひどく疲れる時間。
入り口を塞がれ、逃げ場もない。
反対側の最高齢のおじいちゃんは、
ただ静かにニコニコとしているだけで
とても助け舟なんか出すような機微に富んでいるとは思えない。
それでも、なんとか親睦会は、無事終会を迎え、
二次会の話になった。
派遣で来ている女性が、実は銀座のクラブのママで
その店に行こうという話。
「オレは、××(私の名前)ママのがいいな♪」
ひぃぃぃ〜
たぢげでぇ〜〜
私はとるものとりあえず、
その粘りつくような視線から這って逃げたのであった・・・!

教訓:年寄りには年寄りが寄ってくる。油断はならない

2002年06月03日(月)
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