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■ どうして君は卑屈なの?
ディプスファンタジアの旅路。
今日は、 戦士さんとシーフさん、魔法使いさんに私(聖職者)という ナイスバランスなパーティになった。
「どなたか先頭お願いできますか? 私は移動の最中、回復かけますので〜」 と私。 ディプスファンタジアでは、 パーティの先頭になる人が、全員を引き連れて移動する。 「ボクもサーチかけるんで、先頭でない方がいいですー」 回復魔法と宝箱の検索魔法は、 移動中にやった方がスマートだ。 そういう意味で移動中暇なのは、戦士さんと魔法使いさん。 「僕もここへ来るのは初めてなので!」 と戦士さんが言うので、 結局魔法使いさんに先頭をお願いすることになった。 「はーい♪ 迷子おkでお願いします〜」 「レベル上げなんで、気にしません〜♪」 和やかに始まる旅。 「あ・・・メルです」 魔法使いさんのメール対応待ち。 みんなゴロリと寝そべったり(笑) 時間に制約されない優雅な旅。 が、 先頭の魔法使いさんは、なぜか敵との遭遇率がやたら高く 移動時間がほぼない状態が続き始めた。 時間がないからと、サーチはできなくても良いが、 回復できないのは致命的になる。 というのも、 今いる4人のレベルでは、 全員で合体魔法攻撃しなければ(=チェイン)敵には勝てないので、 戦闘中に、のんびり回復魔法など唱えている暇はないのだ。 案の定、苦情が出る。 「移動中に回復中できてないじゃないですか 先頭自分でやったらどうですか」 別にサボってるわけじゃないんすけど・・・ 今のあの短い間に、 連続2回全体回復魔法を唱えるには無理があるんですけど・・・ もうちょっと魔法使いさんが走り出すのを待ってくれれば 済む話なんですけど・・・ 言いたくても、移動中は回復魔法で忙しく そんな長い文など打っていられない。 と、また画面が切り替わり、戦闘になった。 そこで飛び込んできたログ 「回復お願いします」 え? 戦闘中に? まぁいっか。そう言うのなら・・・ 詠唱を始める。 案の定、3人の合体魔法攻撃では倒すに至らない。 あっという間に反撃されて、全員死亡してしまった。 「なぜチェインかけないんです!? 4チェでなければ倒せないことくらい、 このダンジョンにくるレベルなら、わかっているでしょう!?」 「はぁ・・・指示出されましたんで・・・」 「あれは戦闘直前のログです!」 「聖職者は、移動詠唱中、画面切り替えますので読めないんですが・・・」 「だとしても、 従うべきか臨機応変に自己判断して行動すべきでしょう!! 僕なら従いませんね!」 そっかなぁ? 言われたら従っちゃうけど・・・ 「そんなの少数派の意見ですよ! 人に言われたら、あなたは何でも従うんですかっ!?」 そういう問題なのだろうか?(笑) 「失敗して、その指示者が自分のミスに気づいてくれればいいという 消極的な意思表示行動でした(笑)」 「なぜ、あなたはそんなに卑屈なんだ?!」 卑屈なのか(笑) 「すみません」 面倒くさいので、本当に卑屈になって謝ってしまうことにする(笑) 「私の判断ミスでした」 「移動中の回復だって遅いんですよ!」 「申し訳ありませんでした」 「僕は400も減っていたんですよ?!」 それでも他の人の倍のHPと防御力があるんだけどね・・・ 魔法使いさんが、ようやく自分の間合いの悪さに気づく。 「ごめんなさい、私が悪かったんです・・・」 シーフさんも間を取り成す。 「まぁ過ぎた事は気にしない、気にしない〜」 しかし、溝は一度出来てしまうと埋まらないものだ。 と、早く解散したいなぁと思う(笑) が、なぜか再結成することになり、また旅立つ。 今度は先の状況を踏まえ、私が先頭だ(笑) 走る 立ち止まって回復する 一人でゲームしているような感じがする(笑) 「宝発見。鯖移動してください」 しかも、いつの間にか まったりレベル上げコースからトレハンに変わってしまっている。 セキュリティソフトをかませたままゲームをしているので 再ログインするには、手間も時間もかかる。 そんなことする間に、レベル上げに回したいよなぁ・・・ ってか、この機に落ちちゃおうかな・・・ あ、メールだ・・・ メールに返事してから、さんざ迷って集合場所に行く。 「遅かったですね」 「すみません、メールレスしてました」 「冒険中、メールはしないで下さい。 僕の意見は多数派だと思います。 少数派が必ずしも間違っているとは言いませんが」 さっきの魔法使いの人のメール待ちは良くて 私のメール待ちは良くないのか 「どうしてそんなに卑屈なんだろう? 僕は人を差別するような人間じゃない」 とうとうキレる。 今まで思ってきたことを全部ぶちまけた(笑) ところが、敵のセリフは更に上を行く。 「戦闘中は、戦闘に集中して下さい」 負けたよ・・・(笑) 自分が卑小なのに気づくね(笑)
やっぱ卑屈かも(笑)
2002年02月07日(木)
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