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 市大会団体戦

市大会団体戦。
早朝から学校で練習。
短時間でのアップは,フットワークから。
連続打ち込みを入れて一気に盛り上げ,
4人組の応じ技を一本にしていく練習で仕上げる。
気持ちを盛り上げて,北部体育館へ。
メンバーの一人が腹痛を訴えるも,そのまま行くしかない。

予選リーグ初戦,男子の動きは堅い。
この程度の緊張感に負けるはずはないとは思っても,そこは中学生。
しかし,軸となる中堅が手堅く決めて,そこから流れが変わる。
女子もレベルの違いから戸惑いがみえるが,
終わってみれば,しっかり4−0,5−0に。
特に腹痛を訴える生徒は,二振りで試合を決めてくる。

午後から,決勝トーナメント。
ライバル校が敗退するなど,予想外の展開になるが,
でも女子は負けない。
チームリーダーは,大きな舞台になるほど集中度を増し,
次鋒中堅がつないで,副将が決める試合運び。
大将戦になっても動じないこのチームの強さ。
中堅の一年生が途中,調子を下げるが活を入れ復活。
こんなところで負けるような練習をしてきたわけじゃない。
決勝も4−0で圧勝。

男子は前3人がもう一つ。
それでも副将の2年生が相小手面を連発し,
大将の抜群の安定感でゲームをものにし決勝へ。
相手はもちろん頭一つ抜けているH中。
全員に活を入れ,ムードを盛り上げる。
先鋒の2年生が,相手の下がりに乗って相面で一本奪取。
その後は一進一退だが,集中度の差でポイントを取られる。
特に副将戦は,あわやという場面が何度か。
努力したものだけが手にすることができる世界。
大将戦前に,勝負は決着するが,
市のチャンピオン相手に押し気味の試合運び。

女子は優勝,男子は準優勝。
通過点ながら生徒の笑顔はいい。
会場で,整理体操をするのもその証。
分担されたトイレ掃除も徹底して行えるのも,
このチームの強さ。
学校へ帰って,さらに思いを語る。
目指すは頂点。全員でその言葉を噛みしめる。


2005年07月23日(土) 気持ちを維持すること
2004年07月23日(金) ようやく最終日


2006年07月23日(日)
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