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re-invention



 具体的に手を打つこと

今朝も定点観測から。
気になる発見が続いている。
続けることの意味はあるとはいえ,
自分の仕事は,こういう対応ではなかったはずとも。

授業は計算プリントを
スタンドアップで行うことから。
分数を含む文字式計算と,
分数式を含む方程式の区別が,
できて欲しいと思いプリントを作ったが,
それ以前のところでつまずく生徒もいる。
(2χ+5)/3 をカッコの中を計算して
=7χ/3としていたりと
式の構造がまだ見えていない生徒がいる。
教師にとっての当たり前は生徒にとって当たり前ではない。
これを繰り返すことで,できるようになって欲しいもの。
授業は2種類。
鏡に映る高さの授業。

反比例と思われる事象を,扱うが,
昨日同様,生徒は反比例のようだ止まりで,
数学的に反比例かどうかを追求しようとはしない。
時間はないが,昨年のように
表に入力してグラフで比較する展開もあったか。
こんなとき,電卓があるといいなあと思う生徒はいるのだろうか。

もう一つは作図の基本と題して,哲学的な話から。

点や線は描けない。
描いてしまうと,それは点や線ではない。
図形の学習は,全てイメージの世界。
だから,用語の定義が大事なのだ。

気になることへの対応に関わる。
この学校を支えているのは,
一人一人の教師の判断だと改めて思う。
どうなるのかはわからないが,
迷わず具体的に手を打つ決断ができるのが今の強み。
同時に,自分の距離感の持ち方の甘さも痛感。

のどが痛くなり始める。

2005年01月24日(月) ゴールは遠いが
2004年01月24日(土) 休日なのだが


2006年01月24日(火)
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