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re-invention



 テクノロジーをどこで活用するのか

入試が近づいてきた。
プレッシャーから,落ち着いて物事に取り組めない生徒も。
こちらも書類の点検等で,生徒の表情を見る余裕がない。
こんなときほど,きちんと関わることが必要なのは,
頭ではわかっているのだが。

授業は三平方の定理の証明。
証明の必要性を導くところで,テクノロジーを使わなかった。
展開自体は決していい流れではなかったが,
テクノロジーを使わないと,生徒の反応に集中できる。
ちょうど釣りをしているときの感覚,
浮きの微妙な動きをじっと見て,
ここだ,とタイミングで竿を上げる。
一斉授業で,授業を生徒と作り上げていくためには,
シンプルに,テクノロジーなしの方がいいのかもしれない。
テクノロジーを使うのなら,生徒が使う。
もっとも使いたいと思えるようにするには,
経験させなければいけないことだけれど。
日常的に気軽に使いつつも,
でも必要感が生徒に生まれるように・・・??
まだまだ,そのあたりの良し悪しの判断がつかめない。

7種類の方法に,真剣に取り組む。
証明を説明するクラスでは,7ヶ所に分かれてブース形式で。
説明を受けた生徒の中から次の説明者を決める。
説明者が交代するこのシステムは,なかなかいい。
15人以上の生徒が,説明することになる。
説明する側も,聞く側も本気。

放課後は,進路関係の確認や書類作成。
段取りをすること,さらにいつ学年の先生方に伝えるのか,
そこまでを考えて,処理していきたい。

2004年01月11日(日) やりたいことを明確に


2005年01月11日(火)
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