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re-invention



 感動と不思議さは学びの原動力

生徒たちは朝8:00から理科の授業。
何でも,太陽の動きを透明半球を使って観測するとのこと。
今日一日,何度も理科室を往復することに。

授業は,ボール落下実験のまとめ。
測定間隔を0.02にしての教師実験。Y=5X^2ぐらいになる。



わずか30cmボールを落下させたデータから,





9m落下させたときのことを
予測できるすごさを,
グラフで表示。



このクラスも,時間があるので,次の時間の班実験を考えさせる。

もう一クラスは,とても遅れている。
身近にある放物線の近似の一時間目。
Voyage操作に慣れているクラスの感覚で進めてしまい
ちょっと失敗。個々のフォローに走る。
特に,点の定義の操作は,慣れればなんでもないが,
そうでないと混乱するばかり。
カレントフォルダーの指定も,同じく。
Voyageを生徒に操作させる授業では,
クラスにより時間差が生じるため,
そのつど設定を変えていかなければならない。
そこを生徒にやらせると,覚える場合もあるし,
混乱する場合もある。
20台全部の設定を,休み時間で教師が変えるのも無理がある。
このあたりの難しさも記録しておくべきだと思った。

午後は進路学習会。ハローワークと,高等学校22校を招いて。
それぞれのブースで,真剣に話をされる高校の先生方。
営業をしなければいけない時代であることをひしひしと感じる。
振り返って,自分はどうなのか。
中学校は,どこまで営業努力をしているのか。

夜の職員室で,デジカメ片手にM先生とまたまた実験。
水を入れたピンポンと,普通のピンポンの落下。
どうしても,水を入れた方が早く落ちる。
軽すぎると,浮力(?)が働くのか??
ガリレオさん,教えてください!
理科の校長先生も巻き込んで,でも謎は深まるばかり。
ゴルフボールと普通のピンポンでは,
ピンポンの方が早いというのもちょっと不思議。


これまでの生徒の発見に関して,
メールを通して全国の先生方から教えていただく。
ガムテープの話は,どうやら二次関数らしい。
しかし下敷きのカーブはかなり難しい問題のよう。
構造力学とかの話になる模様で,「座屈」「オイラー座屈」
なるものが,キーワードらしい。
こんなページも見つける。
こんなところにもオイラーが登場というのも驚き。

小牧の玉置先生の日記で,この日記を紹介いただく。
これもうれしい話。


2004年11月04日(木)
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