2007年04月07日(土) 術後

えあですこんにちは。
母入院日記その18。
初日はこちらから。



手術から一夜明け、私は母の面会に行きました。
手術後は24時間安静とのことで、私が面会に行ったときにはあと30分くらいで安静時間が切れますという所でした。
絶対安静と言っても一般病棟の大部屋で、動いちゃだめーと言われているだけの話で、本人は至って平然としたものでしたけれども。

しかし動いちゃだめーには、立ち歩いちゃだめーに留まらず、体を動かしちゃだめーも含まれているらしいのが非常に大変そうでした。
正確にはカテーテルを入れた足の付け根を動かしてはだめーということらしいのですが、そこがだめーだと寝返りとかもだめーなわけで、かなりしんどい状態ではあったようです。

昨日の夜は準ICUにいたそうです。
ICUにも準とかあるんですね。へー……
……っていうかやっぱそんな所に入んなきゃいけないくらい重篤だったんだ!?
事態の深刻さがよく理解できていなかった私です。はんせー。

準ICUは男女関係ない大部屋なのだそうですが、隣のおじさんがうるさかったとか何とか言っていました。
しかしすぐに他のお客さんが来たので一般病棟に追い出されたようでした。
扱いが割とぞんざいです。やっぱそこまで深刻でもない……のか?

ちなみに夕飯や朝飯はおにぎりの普通食(いや糖尿病食ですが)だったそうです。
白いごはんをそのまま寝ながら食えるように握りましたね?という感じの塩気のないおにぎりが切なかった様子です。

まあそのような術後を過ごし、ようやく絶対安静の時間が切れた母は、TVドラマとかでよく見る心拍数のぴこんぴこんやら各種の管やらを取ってもらって晴れて自由の身になりました。
早速売店までお散歩に行きました。
……っていきなり歩いていいものなんでしょうか。

おやつも買って病室に戻り、いつものようにまったりと過ごしておりましたら、夕方になって先生がやってきました。

「血管は綺麗に広がってますよ」

と、手術が成功した旨を教えてくれました。
しかし、

「ステントを入れたらその分奥が狭くなるという感じでしたので、結局ステントを3本も入れることになってしまいましたが」

とのこと。
ステントは、入れても20〜30%の割合で再狭窄を起こすことがあるんだそうです。
それが3本ってことは、再狭窄を起こさない確率は単純に計算して0.7×0.7×0.7=0.343……ってことになるんでしょうか……?
この計算で合ってるとすれば結構低いのが心配です。
先生もその点についてちょっと心配だと仰っていましたが、ともあれ今は完璧に狭窄が解消されているとのこと。まずはひと安心です。
とりあえず、よかった!
安堵する私たちに、先生はもうひとつ、連絡事項を持ってきていました。








「じゃあ、月曜辺りに退院しましょうか」







(゚Д゚)(゚Д゚)……mjd?

先が全く見えないことに悶々とした気持ちを余儀なくされていた筈の入院生活が、予想外に唐突に終わりを迎えることになりました。

2003年04月07日(月) ワカメ
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