■幸せのかけら / りゅーな■
■2004年07月15日(木) 「依存って何?」

そういえば昨日、亮たんに「依存って何?」って訊かれた。

とりあえず身近な例として「姫と私」をあげた。


姫のことでは、なぜかなにもかもが必死になってしまう私だから。またしても父に食って掛かってしまった。
だけど自分で、「姫にはあたしが必要ない」って言う状況が我慢ならないから、いい母親のフリしたいだけなんじゃないかと思う。


未だに、姫を閉じ込めて、空気みたいに傍に置いて、傍にいないと死んでしまう、という、あの頃の自分が抜けきれていないのです。
だから今でも、姫は私だけを見てくれなければ駄目なのです。電気を消すしたときに、姫がベッドの上に飛び乗ってきて、私の顔の横で丸くなって。そうじゃなきゃ嫌なの。
自分は、大切な物をたくさん持っているくせに、身勝手かもしれない。

だけど、彼氏さんに励まされて、私がそれまでの自分に少しだけさよならしたとき。姫が困惑して、寂しがって、今度は姫が私から離れなくなってしまった。
…そう、依存されて依存されて、ベタベタに甘やかされて、甘えられていた姫。一番の被害者だろうね。姫には、選ぶ権利もなかったのだから。
私が姫を閉じ込めていたとき、姫が可哀想だと、母が言った。だけど悲しいことに、姫にとっては、閉じ込められる事、それすらも当たり前になってしまってたから。
私の身勝手で縛られて、突然離された姫は、あのとき困った声で鳴いた。
…もはや、離すことは最善ではなくなってしまっていた。
だから、どうしていいのかわからない。


彼氏さんが励ましてくれた。暖かいものが胸にすとんと落ちた気がした。彼氏さんを好きになった。
彼氏さんに依存した。依存するのは怖いけど、彼氏さんなら私を裏切ることはないと思った。
今だって私は進歩ないよね。


依存なんて、依存なんて、強い感情なんて持ちたくなかった。 感情に流されて辛くて辛くて泣くことなんてないように、穏やかな感情だけで過ごしたいよ。
依存なんてろくでもない、って、先生も言ってた。だけど押さえきれない感情があるから、生きていけるんだよ。
彼氏さんには、依存することを許されてしまっているんだ。裏切らないって言葉を、信じてるから大丈夫なの。

姫に甘えていたあの頃、姫に甘えていたことで、私は、強くはなれなかった。けど、だけどそのおかげで今があったの。
彼氏さんに甘えて、だから、今を頑張れるんだよ。


だけど、どうしていいかわからない。
姫は私の部屋を抜け出しても、大抵数分で戻ってくる。
当たり前のように傍にいる。
目を細めた幸せそうな顔で。

ふと気付くと、姫が、私を見上げてる。その顔が少しだけ困っているように見えるのは、私の気のせいなのかな…

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