■幸せのかけら / りゅーな■
■2004年01月19日(月) 意味。

私は空っぽで、だから私に意味なんてなかった。
だけど私は意味を求めて、空っぽの身体から空っぽの言葉を吐き出しつづけてたんだ。


私の腕に意味なんてない。
私の指に意味なんてない。
私の髪に意味なんてない。


だから貴方が意味を与えてくれればいい。


ただ、抱きしめてくれればいいよ。それだけでいいよ。
そのときに、自分の腕が貴方の背中に回すために在るのだと、自分の指は貴方の指と絡ませるために在るのだと、自分の髪は貴方に撫でてもらうために在るのだと。
やっと意味を思い出せるから。
息なんて出来なくていいよ。苦しいくらいに抱きしめてくれれば。
空っぽの言葉を吐き出すための唇なんかじゃ要らなかったんだ。貴方の唇と重ねるために在って欲しい。

本来は空っぽなの。意味なんて持ってないの。
貴方が与えてくれればいいよ。
貴方がくれるもの以外に理由なんていらないんだ。


貴方以外に大切なものがないわけじゃない。
だけど貴方以上に大切なものなんかあるわけがないから。

貴方以外の意味は要らない。
貴方以外の理由は要らない。


病的だと言われても構わないよ。
私が正しいと思ってるから。別に。

信じたもののためだけに生きてやる。
だって、曖昧なものは欲しくないんだ。

曖昧なもので満たされてなんかやらない。
私の世界に曖昧なものしかなくなったというのなら、その時はもう、空っぽで構わないんだ。

<< 目次 >>


マイエンピツへ登録
 HOME / BBS / MAIL