■幸せのかけら / りゅーな■
■2003年11月26日(水) 遠距離恋愛。

遠距離恋愛ってなんなんだろう。

会いたくても会いたくても会えなくて。
月に何度かしか会えなくて。
直接声を聴くのも、指を絡めるのも、キスをするのも、月に何度かしかなくて。

時間を気にして焦って。
苦しいくらいに抱きしめてもらって、それでも足りなくて、もどかしくて。
またしばらく会えなくなるから、会えない時間の分、「今」を楽しく過ごそうとして。
それでも、足りない。

時間を呪って、距離を呪って、それでも、受け入れなければならない辛さ。
幸福な時間と寂しさを抱えている時間、どちらが多いだろう。
せめて距離さえなければ、もっと安心できたのだろうけど。 …だけど、そんなこと。言ってもどうにもならない。何も変わらない。


付き合い始めてから会えるまでの期間が、2ヶ月くらいあった。
あたしが駄々をこねて、だから会えなかったんだけど。
ケータイの電波越しにしか声も知らなくて、動かない写真でしか顔も知らなくて、指の温度も、優しい腕も何も知らなくて。
それでも、凄く好きで。

会えるようになった今も、それでも、やっぱり電波越しの声と、画面上の丸っこい文字で表示された言葉と。記憶、想い出でしか繋がれなくて。
触れたい指先を忘れたくなくて、だけど、思い出さないようにして過ごさなきゃならない。…思い出せばせつなくなるから。
様々な物を呪いたくなるほどに寂しくて、苦しい。
それでも、前よりもずっと好きで。


…なんなんだろう。
考えれば考えるほど、わからなくなる。
好きだから辛いのだけど、好きにならなかったら、きっと、あたしはもういなかった。そうじゃなくても、好きにならなかったら、もっともっと辛かったのだから。

好きだけどどうにもならないものがあって、好きだからどうにもならないものがあって。
どうしていいのかわからない。だけどきっと、どうすることも出来ないのだろう。今の私には。

だからこの先、まだ何年も、耐えて行かなきゃならない。
辛くてどれだけ壊れそうでも、泣き叫びたくなっても、それでも、耐えて行かなきゃならない。
傍にいたい、だけど、叶わないのだから。寂しさにも耐えていくしかない。
だって、途切れさせたくないから。絶対にそれだけはあってはならないから。
耐えるしかない。耐えるしかないの。
泣いても叫んでもあたしが壊れても、どうにもならないことってある、だから。
だけど、途切れないように。
途切れたら、きっと、あたしは、もう居ない。


願っても願ってもどうにもならないことはいっぱいあるんだなって、改めて思う日々です。




…痛みに麻痺することなんて、結構簡単なんだよ。
あたし、ずっとそうやって、辛いこといっぱい、忘れてきたから。
だけど、麻痺したくない。
どれだけ辛くても、どれだけ泣いたとしても、それでも、痛みを忘れてしまうよりは余程いいよ。

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