| ■2003年10月20日(月) 泣く。
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意味もなく泣いた。そして泣いて辛いことを思い出して、また泣く。 理由もなく腕を挙げて、視界に入った傷跡にまた泣いて。愚かだったあたしに、愚かなあたしに。
こんなときは思い出してしまう。
血であたしを汚していたのはあたしじゃないのか。血であたしを清めているつもりでいて。刻まれた傷がまた醜くて。傷跡なんて汚れにしか過ぎないじゃない。 痛いからもうしない。肌の中にカッターの刃が入りこんだときの感触を思い出すたびにぞっとする。刃物は冷たくてだけど熱かった。 だけど仕方なかった。だって生きたかったんだあたしは。 だけどもうしない。だって思い出すたびに痛くて仕方が無いんだ。たとえ思い出してしまっても、それでも。腕だけじゃなくって、腕よりも、心が傷つくって知ってる。
気がついたらまた爪が割れてる。 どこに落としてきちゃったんだろう。見つけたからって何もならないけど。 愛すべきあたしの欠片。憎むべきあたしの欠片。
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