■幸せのかけら / りゅーな■
■2003年06月22日(日) クレヨン。

喩えていうなら、クレヨンで書き記された文字。
色ばかりやたら鮮明なその太い文字は、細かい部分を半ば塗りつぶして読めなくし、大きな文字すらもざらざらに掠れていて、酷く難解。

そんなクレヨン文字だ。
私があちこちにまき散らした、汚い感情はまさに。
クレヨンで書きなぐられていたようで。
細かい説明はぐちゃぐちゃと重なりあい色を交えて、いいたかった筈のことも、所詮荒っぽく書きなぐられてがさがさに掠れた線でしかない。

荒れた線は誤読されて、誤解されても仕方なかったのかもしれない。
だけどあなたが、柔らかな言葉で重ね塗りしてくれても、クレヨンは色を弾いてしまうの。
飛び散って落ちた蝋が掠れた隙間を埋めさせない。


所詮は私など、画用紙に書きなぐられた一本の線。
荒く引かれたクレヨンの線。
隙間をどうかどうか。埋めてくれませんか?
逃がしたくない思いもあったので。

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