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2002年07月15日(月) ごめんなさいね おかあさん

 ベストセラーの「お母さん、ぼくが生まれてごめんなさい」を読んだ。
読売新聞のコラムで見つけた詩に感動し、本を買ってきた。

 脳性まひのやっちゃんが作ったおかあさんへの詩。悲しいけど美しい、そんな情感がほとばしる詩だ。

 障害は不幸ではない、不自由だけど、一生懸命生きている、それが大事なのだ。この本のとびらにやっちゃんの遺影が掲載されているのだけど、ひとなつっこい笑顔が似合う明るい男の子だ。どんなに大変でも明るさを失わず前向きに生きている感じがする。

 五体満足でも不平を言いながら暗く生きていくよりは、友人に囲まれて明るく暮らす方がいいに決まっている。

 そんな明るい笑顔を振りまいても、やっぱりいわれなき差別と戦っているやっちゃんの姿が詩に現れている。「悲しさこそが 美しい」というフレーズははっとさせられる。

 ぜひ読んで見てほしい本だ。(著者:向野幾世 扶桑社)


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