もはや日にちがかわろうとしてる頃。
しゃーこしゃーこ、 しゃーこしゃーこ、
施設内を自転車で駆け巡る影がふたつ。
かたや仕事の後のビールをめざし かたや電話をしながら。 まっすぐゲートまでの坂道を下っていく。
残暑が厳しいとはいえ夜になるとだいぶ涼しくなり 秋の気配があちらこちらで聞こえる中 あやしげな音も後ろのほうでなった。
どんがらがっしゃーん。
マンガのような音とともに 原子炉施設のゲートに後輩が突っ込む。 守衛所の人もあわてて飛び出す。
バーがたわみ、わたわたしている人たちの群れ。 あわてて引き返し とりあえず元に戻してあやまって 足早に退散。
そして何事もなかったように、静かな夜の中に消えていく・・・・
とりあえず目の前のコンビニで様子を見ていると 残った警備員の人たちが念入りゲートのチェックをしていたらしい。
こまったものだ。
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