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| 2006年07月17日(月) | 海辺のカフカ |
読書日記。
最近本ばっかり読んでます。
心が不安定な証拠。
本だけ読んで生きていけたらいいのに。
なあんて。
「海辺のカフカ」
妹が呼んでたのを借りました。
出たころは読みたいなって思ってたけど、そのまま忘れてた作品。
村上春樹ワールドでした。
好き。ねじまきどりクロニクルよりは読みやすかった。
大島さんと佐伯さんが好きでした。
僕が求めているのは、僕が求めている強さというのは、
勝ったり負けたりする強さじゃないんです。
外からの力をはねつけるための壁がほしいわけでもない。
僕がほしいのは外からやってくる力をうけて、それに耐えるための強さです。
不公平さや不運や悲しみや誤解や無理解ーそういうものごとに静かに耐えていくための強さです。
人は、自分に足りないものや求めているものに気づかされたとき
深く感動しするというけれど、
私は田村少年が求めている強さに感動した。
私も、こんな強さがほしい。
