雨雲ノート
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今日はサンプル採取の日。 うちの研究室で用いているサンプルは、新鮮さ命!なので、 個体から取り出されたばかりのものが好ましいのです。
個体? 取り出される?
このフレーズで嫌な予感がした方は、この先読まない方がいいです。 けっこう血なまぐさい話になりますんで。
うちの研究室では、主に、筋肉のタンパク質を使ってます。 その筋肉はどこからとってくるかというと、ニワトリからです。 ニワトリの胸筋(いわゆるムネ肉)と、心筋(いわゆるハツ)です。 普通にスーパーから買って来れれば嬉しいんですが、 やはり活性のあるタンパク質をとらなきゃいけないんで、 新鮮なものが必要になります。 新鮮なものって?そう、生きているニワトリ!
サンプル採取の日は、生きているニワトリを買ってきて、 実験室でさばき、必要な部分をとります。
最初、この現場に立ち会った時は、凍りました。 生きてるニワトリをさばくって!まじっすか。てかんじ。 ちなみに方法は、首をばっさり落とします。 これが一番はやくて、苦痛が少ないみたいです。(想像ですが)
最近は、慣れて、あんまり衝撃は感じなくなりました。 ニワトリさん、ありがとう、ごめんね。って心境です。 このサンプルは無駄にはしないから、成仏して下さい。てかんじです。 だから、サンプル採取のことを話した人から、 「えー、かわいそう」 と言われ、顔をしかめられることが一番キツいです。
てか、あなただって、とり肉食べてるでしょ? きれいな形で売られているから、わからないだけで、 あなただって「かわいそう」なことしてるじゃん!
とり肉を食べることは悪いことでは無いし、 ニワトリを殺してサンプルをとることも悪いことでは無い。 ただ、命をもらっているという自覚と感謝の気持ちを忘れてはいけないんだと思う。
自覚と感謝をひしひしと感じずにはいられないサンプル採取なのでありました。
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