TOM's Diary
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2004年05月06日(木) 年金問題

正直言って難しいことは判らない。
厚生年金と称して毎月しゃれにならないほどの額を天引きされている
サラリーマンにとって、老後きちんと年金を払ってもらえれば文句は
ない。年金法案が可決されて多少納める金額が高くなっても、その分
老後が楽になるならそれでよい。

年金をきちんと払わない人が居たって別に構わない。
そう言う人には老後自力で生活してもらえばいいだけだ。
本人たちもそのつもりだろう・・・いや、私も学生時代、就職する
までのあいだは国民年金を払わねばならなかったらしい。だが、だれ
もそんなことは教えてくれなかった。教わったのは就職してからの
ことだ。もっとぶっちゃけていうと、厚生年金を払っていれば、国民
年金を払わなくてよいと言うことさえしらなかった。あるとき「おらぁ
国民年金って払った記憶がないが・・・」そう思っていろんな人に
聞いて初めて判った。

じゃぁ、どうやって国民年金を払えばよかったのか?
学生時代の私にそんなこと判っただろうか?誰に聞けば判ったのだろうか?
それさえも判らなかった。

国民年金を払っていない人たちの多くはそうではないか?

さて、一番腹が立つのは閣僚の中に払わなかった人がいたことよりも
そう言う閣僚を槍玉にあげ、未納三兄弟などとオヤジギャグにもならない
軽薄な言葉を産みだし、民主党の人気獲得に走った上に、自分も払って
いなかったなどというくだらないオチを付けてくれた民主党の代表だ。

なぜ、閣僚の中にまで未納者が出ることになったのかを問題にするべき
であって、未納者がいたことを問題にするなどとは将来政権を担おうと
思っている人物の行動とは思えない。あまりにも浅はかな行動だ。

消費税が内税表示になったときにも書いたが、民主党がするべきことは
自民党が間違った法案を通そうとしたときに、それを止めさせることで
ある。いや、さらに一歩進んで正しい方向へと導くことである。
それを繰り返していくことが、民主党の信頼を勝ち得て将来与党へと
なることに繋がるのではなかろうか?

それを自民党の揚げ足取りばかりしていて、本気で将来政権を握ろうと
考えているのだろうか?

民主党の悪口ばかり書いているが、民主党が嫌いなわけではない。
本当は自民党が嫌いなのである。
だが、今の民主党を見ていると自民党に投票せざるを得ない。
安心して民主党を応援できるような党になってもらいたいと思うが故、
このようなことを書いている。

まずは、年金法案の決議の際に、議場からでるのではなく、正々堂々と
反対票を投じて欲しい。いや、それだけではなく、国民だれもが納得
できるような民主党案を出してもらいたい。


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