航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2004年02月12日(木) そして、ジャイアント・ロボ

 つづき★
 村雨さんが出てくる『ジャイアント・ロボ』 何故に、別のアニメに登場?かといえば、この作品が怪作とさえ呼ばれる『横山光輝・闇鍋ワールド』、であるが故。
 まぁ、『三国志』ありーの、『バビル二世』ありーの。『水滸伝』ありーの、『マーズ』ありーの。その他諸々ありーのと。『魔法使いサリー』までありーのだからなぁ。それもサリーちゃん→サニーは何と敵方;;;
 とにかく、『ジャイアント・ロボ』の基本設定だけを使って、後は夫々のキャラを借りまくっているのがアニメ版『ジャイアント・ロボ』らしい。
 ところが、有名どころの『鉄人28号』の鉄人&正太郎君コンビは主役・GR1&草間大作君コンビと被るためか、姿は見えず、とりあえず、存在だけはあるらしいという扱い。(ただし、小説版の記述だそうだ)
 その代わりでもないが、村雨さんがキッチリ参加。ただ、これは版権のためらしいが、名前が『村雨健次』ではなく『村雨健二』となっている。さて、この村雨さんはどーいった役回りなのか?
 国警──国際警察機構のエキスパート。知らない人には何のこっちゃだろうが、やはりというか、“世界征服を企むBF団──ビックファイアー団から世界を守るために!?日夜働く正義の味方”☆ 何とも、原典ではギャング出身なのに、出世したもんだ。
 オマケにエキスパートってのは殆どエスパーそのもの。各人、特殊能力を誇り、超高速で飛んだり、跳ねたりしながら、戦うそうな。ビルの一つや二つ破壊するのも朝飯前。ちょーっとした町なんぞもあっさり壊滅させると。
 そんな連中揃いの中にあっては村雨さんは大人しい方らしい。ピンク(爆)でお揃いの帽子やコート姿の怪しい探偵にしか見えない、忍術も使う忍者崩れ?でもあるようだが、そーゆーこの人の特殊能力は──不死身;;;
 いや、マジに不死身だと。殺しても死なない、てか、殺しても生き返る御仁だと。何故かは不明。ただ、ひたすらに蘇るらしい。……ゾンビ?
 しかし、それだけに嫌でも長生きをしていそうだ。いつから、存在しているのかも多分、不明だろうし。不死故の苦しみなどを背負っている。死なない・死ねない、ということは他人を見送り続けたということでもあるだろうし……。
 そして!そんな人生に光明が!? つーか、ビックリ人間大集合の中にあって、最大仰天にゅうす^^がコレ→そんな不死身な村雨さんには恋人がいるのだっっ!!
 いやぁ、初めて知った時の衝撃ときたら、それこそ何某の衝撃波をまともに食らったようなもんだろうか。以下、輝の心の叫び。

 銀鈴(その恋人さん)の人物紹介より──『〜云々、村雨健二とは恋人同士』
 ……へ? 目が点、絶句。恋人? 誰が?? あれ、確か銀鈴ってヒロインじゃ。(とりあえず、その程度の知識は得ていた) えぇっ、ヒロインの恋人? てーか、ヒロインと恋人だぁ? 主人公がじゃなくて──いやまぁ、主人公は子供だから、そりゃナイか。にしても、オイシイ役だなぁ。
 ──……って、待てよ。てことはひょっとして、ひょーっとしなくても、レオン声(←大間違い。笑ってくれ)で愛を語っちゃったりするわけですか☆ ウッソだろ、マジかよ。(この辺、錯乱)
 ス、スゴ──激しく聞きたいっ!! じゃなくて、見てみたいっ★ 延々と。

 だーから、お前の価値基準は全て、そこ(レオン)かいっ^^; とゆー自分突っ込みはさておき、実際にOVA最終話にあるらしいんだな。『愛の・・・;;;』 ついでにいえば、悲恋の類らしい。見る前に、二人の結末だけは知ってしまった状態ってのも何だよなぁ。でも、やはし見たい&聞きたい。
 言っちゃあ何だが、幹本さんにそーゆーオイシイ役が回ってくることなんて──いや、とてつもなく失礼なのは重々、承知の輔だが、やはり今のアニメの傾向からしたら、可能性は低いだろうし。
 GRの村雨&銀鈴にしても、“大人の愛”だったからこそ、アリだったんだろうしね。幹本さんも渋めの役が多いからなぁ。因みに銀鈴は彼の島本須美さん。
 まぁ、スタトレDS9では何れ、それっぽい話もあるみたいだが。現時点でも時々、親バカ振りを垣間見せたくれたりと、シスコともいい関係?っぽいんだが、そこから先は段々、見るのが辛くなってくるかも。壊れたガル・デュカットねぇ。ま、今の放送ペースでは辿りつくのも、いつになることやら。前後編の間が2ヶ月半以上だなんて、遅すぎっ★
 話が逸れた。とにかく、真面目に『GR』のDVDを探しているが、見つからない。コレはやはり、取り寄せしかないかなぁ。まさか、期間限定生産で生産停止……なんてことはないよな??
 しかも、この話、全26話とかのシリーズの一部分だけをOVA化したそうな。全7巻完結にもかなりの時間がかかっていて、終了からも結構、経っている。となると、もう見込みナシ?かね。

 モノクロ版『鉄人』に話を振る。宇宙人侵略はあっさりと2話で終わってしもうた。さすが!な敷島博士をバックにした鉄人&正太郎君に追い返されとった。
 ただし、宇宙人のとんでもない置き土産を巡って、以後も話は展開する。ロボット・マグナX──その操作マニュアルを手に入れた者たちと鉄人の戦いへと様相は移る。
 何というか、偉く示唆的だ。OPの歌詞にもあるが──『敵に渡すな 大事なリモコン♪』と。つまり、鉄人はリモコンで操作する者次第で、神にも悪魔にもなる。それは敵方のロボットも同じこと。
 この『鉄人28号』という物語に於いては“ロボットそのものには意思はない” 善悪の感情などというものもあるはずがない。全ては扱う者の心次第だ、と。
 これは現実の生活の中でも言い換えることができるだろうか。ハサミや包丁は便利な道具だが、凶器にもなる。バットは遊具のはずだが、やはり凶器になり得る。その危険性を知らなければならないのだろう、と。

 さて、侵略編後編に登場か?と思われた村雨さんは実は村雨さんそっくりさんの技師だった。帽子かぶってると判らんよー。本当に似てたんだ。シクシク。
 ところが新展開に入るや否や、登場。……正太郎君を誘って、夜の神戸港をクルージング★ モーターボートで……;;; 子ども誘って、何故に夜の海なんだよ、村雨さん〜★ それに何で、わざわざ神戸?? トラブルに首突っ込むためかぁ。
 しかも、買ったばかりの帽子をかぶってたし^^ ハッ、モノクロで判らなかったが、実はあれもピンクなのかっ☆ 海に飛ばされて、なくしちゃってたけど。


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