対人関係と恋愛 - 2008年10月05日(日) 社会心理学を学んでいますが、まさか「恋愛」についても 学ぶとは思わなかった。 対人関係の形成という中に恋愛も出てくる。 人と人が出会って仲が良くなるにはいろんな段階がある。 レヴィンジャーとスエノクがその過程を4段階で説明している。 レベル0:接触無しの段階 お互い相手の存在に気づいていない まだ見ぬ2人はこれから合コンで出会ったり、学校や職場が同じになり出会う可能性は高くなる レベル1:覚知の段階 相手に気づき、印象を持ったりするが関わりがない ここでは「外見」が重要な働きをする。 相手を目にした時、惹かれたり、自分と似た感じがあると2人は次の段階へ進む可能性が高い レベル2:表面的接触の段階 表面的な関わりを持ち本音など語らない。 お互いの共通点や類似点があれば一緒にいることを楽しむ。お互い好意を抱いていることが分れば互いに愛着を感じ次の段階へ進む レベル3:相互性の段階 互いの影響を強く受け、共通の行動や態度が増え、お互いに頼りあい一体感を高める ここで重要なのは自己開示。自己開示とは自分の気持ちや経験など自分自身について語ること。 一般にはこんな段階らしい。一気にレベル3までいく人もいるだろう。 親しい関係を築くには、見た目の印象のよさや類似点を感じたり自己開示ができるなどさまざまなハードルをくぐりぬける必要がある。 だから、これらのハードルを越えた相手が親しい友人や恋人になり、自分を支えてくれていることが分る。 さらにさらに親密になると・・一緒に組んで問題を解決したりする必要もでてくる。役割分担をし互いに補えるようにお互いの違いについても理解する必要がでてくる。 つまり、お互いに自分のことを話しながらお互いの共通点に惹かれ、さらにお互いを補える相手と親密になっていく。 次に、何故あの人を好きなのかという質問に 容姿が好きだから 性格がいいから など外見や性格のせいと考えるが実際にはそれ以外の要因も働いているという。 近接性の要因と呼ばれるものがある。 近くにいたり、近所だったり席が近いというだけで好感度をあげる要因になる。 あと、不安なときには誰かそばに居て欲しいと思う。 このときに出会った相手には心惹かれやすい。 だから、気になる相手が悩んでたり感情が不安定な場合に側にいきやさしくするのは効果大。 恋愛と友情の違い 男性のほうが女性より恋愛と好意を区別していないという現象も確認されていて つまり女性より男性のほうが異性の友人への友情を恋愛と取り違えやすい。 対人関係では自分の内面を相手の自己開示レベルに合わせながら伝える過程が必要だそうです。 ...
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