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2003年02月14日(金) 隠匿の館にて

渋谷でメトロポリタン美術館展をやっているそうです。

先日上京したとき、時間が余ってたからサクッと見に行けばよかった。

特に見たいモノがあった訳じゃないけれど、

見てみなければ、おもしろいとか、つまらないとか、

好きとか、嫌いとか、その他とか、感じることはできない。

写真とかテレビで見るときがあるけれど、

やっぱり生で見てみないとね。これもまた一期一会。


Fツトムは、ほとんど出張美術館展しか見たことないんですが、

唯一行ったことのある有名美術館がある。それはエルミタージュ美術館。

そこが目的でわざわざサンクトペテルブルクまで行った訳ではないんですが、

たまたまそこへ行ったらその美術館があったので入った訳。

だいたい帰国するまでサンクトペテルブルクの読み方が分からなくて、

セントピーターズバーグと勝手に呼んでいた。

当時は、なんだかアメリカっぽい地名だなぁと思っていた。

エルミタージュ美術館には運転免許所を見せて、

学割料金で入ったのを憶えている。(時効)

どんな所蔵作品があるのか、全然知識もなく入ったのだが、

ロシア聖教の宗教画がやたら多く展示してあったと思う。

そんな中で記憶に残っている作品が、小さな裸婦像。

作者はだれだか覚えていない。高さ50センチくらいのブロンズ像。

その裸婦像の前に立った時、無性に触れてみたくなった。

等身大の像に発情するのなら分かるが、なぜかその時は、

その小さな像の3センチくらいの胸を触りたいと感じたのだ。

顔は覚えていないし、特に好みのポーズだったわけではない。

スタイルは美術作品にありがちな体型。

普通の性欲とは違うものだったのかもしれない。


やっぱり美術作品は、その前に立って、見て、触れてみないと分からない。


今日は長々と語ってしまった。



2002年02月14日(木) 写真画像

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