| 2009年11月13日(金) |
栗城史多ソロアルピニスト |
11月22日東京国際フォーラムホールで「生き方見本市」が開かれるのですが、その基調講演に栗城史多(くりき ふみかず)さん(ソロアルピニスト)が予定されています。
その栗城さんがこの四月にエベレスト単独無酸素登頂にチャレンジしたときのことを放映しているテレビを偶然見ることができました。
体調が優れないまま、天候の加減でアタックせざるを得ない状況となり、すさまじいまでの執念で、重い体を一歩一歩頂上へ向けて進めていきます。
崩れ落ちんばかりの肉体と心を何とか持ちこたえさせたのは、公開していたインターネットにアクセスしてくる沢山のファンにの声でした。
ネットに向かって語りかけ、ベースキャンプから伝えられる励ましのメッセージを聞き、つらい行程を泣きながら頂上へ向かっている姿は、なんともいえぬ感動を起こさせました。
あと200mで肉体が動かなくなり、危険が迫る中、ついにアタックをあきらめます。
そのときの彼の悔しい号泣が、時空を超えて響いてきました。
気落ちした心と肉体にとっては、上るときよりも、下山するほうが危険です。その彼に気持ちを支えたのも、もう十分だよ、よくやったよ、生きて帰ることこそ大事だよ、といたわり、力づけたファンたちの声です。
インターネットを媒体にした多くの声が、彼を孤独から救ったように思います。
すばらしい映像でした。
単独登頂なので、撮影も全部自分でしていることを知ってびっくり。
それにしても、遭難死体が道しるべとはもっとびっくりでした。
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