今日はクリスマス・イブですね。この時期が来ると、大原美術館に所蔵されているエル・グレコ作「受胎告知」を観た感動を思い出します。背景の暗闇に浮き上がるように描かれた聖母マリアの表情は、大天使ガブリエルの告げる受胎告知に、理解を超えた出来事への不安と恐れにおののいているように見える。鮮烈な光と聖霊を表す鳩が印象的である。 生まれてくる子どもを、昔から授かりものといいます。お母さんが子どもを選んだのではなく、子どもがお母さんを選んできているともいわれます。受胎とはまさに胎児を受け入れると書きますね。このごろよく子供を作るという表現をしますが、授かるという想いの方が赤ちゃんへの愛情が湧くように思います。例え不妊治療後に妊娠したとしても想いは同じです。 新約聖書ルカによる福音書第一章には、この時のマリアの答えとして「み心のままになりますように」という言葉を記しています。
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