京のいけず日記

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2006年10月15日(日) 午前さま

今日はダンナは地域の飲み会。本来なら休日だった土曜日、仕事が溜まっているから、会社に出て、直で行くという。

長女は長女でクラブの先輩のお別れ会が焼肉屋であるといって出て行った。
夜11時近く(その前に今から電車に乗ると電話があったが…)長女ご帰宅。
遅い帰宅に「赤い顔してるで」と冗談を言ったら、キョトンとしていた。

12時。ダンナはまだ帰らない。玄関の鍵を締める。
最近は、会社や、友人との飲み会でも、めったと午前様にならないのに。
遅いなぁ。

12時半。先に寝るよ、とメールを打つも返事が来ない。
時にうっとおしいほどマメにメールを打つ人なのに。

なんか事故でもあったんだろうか…。
(夜9時を過ぎるとめっきり人通りもなく、開いてる店もない田舎なんで (^^ゞ)

午前1時をまわって、ようやく先に寝てて、と返事が来る。
どうやら事故ではないらしく安心するが。四条などならともかく、この周辺、二次会、三次会に繰り出す場所なんてあったのかしら。

悶々としていたら、ようやく赤い顔して帰ってきた。
世話役につかまって離してもらえなかったらしい。


…午前さまなんて、ほんに久しぶりだった。
独身の頃はお互いに12時なんて、一つの区切りそんな間隔だったのに。

いつからかなぁ。子どもが生まれてからかな。
頼る親も近くにいなくて、飲み会どころか、残業でも目をサンカクにしてた。

長期に入らない時は仕事時間が自由な私と違い、ダンナは定時勤務。
若い頃の外勤務の時と違い、仕事の合間にちょいパチも出来ず、仕事帰りも、私が夜の時など道草も出来ず。おまけに買物という「お願い」が付いてくる。

ドロボーが入ったといっても納得されそうな片付かない家に、毎日嫌気もせず、まっすぐ帰ってきてくれる。どうしようもない私をまだ可愛いと言ってくれる。


落書き絵不細工な荷を背負って
うちのダンナは可哀想だなぁ。
夢はなかったんだろうか。

外ではどんな顔をしてるのかな。
きっと私が知らない別の顔かなぁ。

結婚前のダンナと結婚後のダンナ。
独身の頃の私と、今の私。

お互い、
どう変わったかな…。


Sako