京のいけず日記

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2004年05月17日(月) それはない

修学旅行のお土産中3の長女が
修学旅行で買ってきてくれたお土産→

行き先は東京ディズニーランドと
青木ヶ原樹海!

プーさんの布張りの箱の中味は洋菓子。

2つのマグカップは 私とダンナ用
二人ともミッキーってガラじゃないけど
嬉しかったよ。

他、おばあちゃんち、妹へのお土産も。
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まだ興奮さめやらぬ娘に
「東京ディズニーランドに、また行きたい?」と聞くと

「うん。行きたい。あ。でも…」

「なに?」

「お父さんや、お母さん達とは行きたく…ない…かも」

理由を問うと、
ジェットコースターとかにあまり乗らないからだ、と。

ち、ちょっとまてッ!

家族で、ディズニーランドへ行ったのはもうだいぶ昔だけど。

その時は幼い子ども達がグズるからと
1時間以上の待ち時間に、とても耐えられないからと
泣く泣く人気アトラクションに乗りたいのを
我慢していたのはお母さん達だ。

三重県にあるナガシマスパーランドへ行こうと計画した時も
あそこは絶叫マシンが多いから
恐がりの長女や、身長の足りない妹は楽しめない、と
これまた断念したのはお母さん達だ。

子ども達が大きくなるのを待って
絶叫遊園地も、字幕の映画も、洒落たレストランでの食事も…
やっと一緒に楽しめる年頃になったと思ったら

なに…!?
友達優先とな。親は邪魔。ハイハイ。

親業なんてやってらんない。って
まー…。そういうもんですかい。それも成長やね。

うちの子育て期間、意識は短い。私もダンナも。

早く大きくなれ。強くなれ。
親がいなくなっても、自分たちで生きていけるように。


仕事の帰りに実家へ寄る。
病院から連れ帰った母はベッドの上に寝たっきり。
母の側には、疲れた父の、それでいて穏やかな、淋しい顔がある。

死ぬことは難しい。


Sako