| 2015年08月02日(日) |
ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション |
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ ※このページでは、試写で観せてもらった映画の中から、※ ※僕に書く事があると思う作品を選んで紹介しています。※ ※なお、文中物語に関る部分は伏字にしておきますので、※ ※読まれる方は左クリックドラッグで反転してください。※ ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』 “Mission: Impossible - Rogue Nation” 2011年12月紹介『ミッション・インポッシブル/ゴースト・ プロトコル』に続く、極秘諜報機関IMFのエージェント= イーサン・ハントの活躍を描くシリーズ第5作。 極秘諜報機関IMFの存在は、すでに前作の時点でも合衆国 政府内の一部で煙たがられていたものだが、本作では遂にそ の解体が決定される。その理由としてはハントの行動が槍玉 に上がり、特にクレムリンの爆破が問題とされた。このため IMFにはハントの拘束が求められる。 これに対してハント自身は、反IMFとも言える訓練された 悪の組織“シンジケート”の存在を確信しており、IMFの 解体によって奴らの犯行に歯止めが掛らなくなることを恐れ ていた。そのためハントは姿を晦まし、“シンジケート”の 存在を証明するための調査を開始する。 それから数か月後、“シンジケート”の次なる犯行を確信し たハントは、以前の作戦で協力を得た元内勤職員のベンジー をウィーンの国立オペラハウスに招待し、そこでの犯行阻止 を目論むのだが…。そこに現れた狙撃手が“シンジケート” への新たな手掛かりをもたらす。 さらに物語は北アフリカのモロッコへと展開。果たして悪の “シンジケート”の正体とは…。そしてハントの前に現れる 女諜報員の目的は…? 壮絶な航空機上アクションやバイク アクションを織り込みながら、IMFお得意の変装トリック も駆使して、IMFの存続を賭けた戦いが繰り広げられる。 出演は、トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ ペッグ、ヴィング・レイムスのチームが前作に続き活躍する 他。スウェーデン出身で2014年『ヘラクレス』などのレベッ カ・ファーガソン、2010年1月紹介『恋するベーカリー』な どのアレック・ボールドウィンらが脇を固めている。 脚本と監督は、2013年1月紹介『アウトロー』などのクリス トファー・マッカリー。 2014年6月紹介『ALL YOU NEED IS KILL』の脚本も手掛けた マッカリーは、クルーズとのコラボレーションが5回目にな るということだが、実は本シリーズ前作の脚本にもノンクレ ジットで参加していたとのことで、正に満を持しての今回の 起用になったようだ。 なお今回は8月2日に行われたクルーズ、マッカリーの来日 記者会見を踏まえて書いているが、そこでクルーズが熱心に 語ったのは航空機上アクションのことだった。 これは会場で流されたメイキングを観ても、クルーズが本当 に生身のスタントを敢行していることが判るものだが、実際 には8回の離着陸を繰り返えして撮影したとのことで、まあ 何と言うか、そこまでしてこのアクションを見せようとする 努力に頭が下がる思いがした。 因に撮影は極寒のロンドン郊外の飛行場で行われたが、その 寒さは尋常なものではなかったとのこと。しかもこのシーン でクルーズがスーツ姿なのは、ヒッチコックの名作『北北西 に進路を取れ』へのオマージュなのだそうだ。 公開は8月7日より、全国一斉のロードショウ。なお、7月 31日に公開されたアメリカでは、トム・クルーズの出演映画 史上最高の初日興行となったそうだ。
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