井口健二のOn the Production
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2004年04月15日(木) 第61回

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※このページは、キネマ旬報誌で連載中のワールドニュー※
※スを基に、いろいろな情報を追加して掲載しています。※
※キネ旬の記事も併せてお読みください。       ※
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 まずは、前回記事を書いているときにも、多少気にはなっ
ていたのだが、まさかここまでこじれるとは思わなかった話
題で、“Sin City”での共同監督の問題に絡んでアメリカ監
督協会(DGA)からの脱退を表明したロベルト・ロドリゲ
スが、その影響で前々回報告した“A Princess of Mars”の
監督契約を履行できないという事態に追い込まれた。
 前回の記事では、“Sin City”の映画化に際して原作者の
フランク・ミラーを共同監督として起用しようとしたロドリ
ゲスが、1作品1監督を決まりとするDGAの注意を受け、
すでにミラーの共同監督を条件として映画化権を契約してい
たロドリゲスは、契約を優先させるためにDGAからの脱退
を表明したものだ。
 ところが“A Princess of Mars”の映画化を進めるパラマ
ウント社は、DGAに所属する監督以外とは契約しないとい
う取り決めを結んでおり、このためDGAを脱退したロドリ
ゲスには映画を作らせることができなくなってしまったとい
うもの。この事態に同社とロドリゲスの間で話し合いは持た
れているものの、監督がDGAへの復帰を拒む意思は固く、
このままでは来年早々の撮影は、ロドリゲス監督の下では不
可能ということになるようだ。
 なおDGAの言い分は、「創造上の決定やヴィジョン、主
導権、政策上の問題などで、共同監督というのは現実的に有
り得ない」というもの。しかしその一方でDGAは、全米公
開中の『レディ・キラーズ』ではコーエン兄弟の共同監督を
認めている訳で、その矛盾を指摘する声も上がっている。い
ずれにしても監督協会が、本来なら協会員であるはずの監督
の仕事を妨害してどうするの?という感じだが、この先の展
開はかなり不透明度が高いようだ。
 因に、“Sin City”の撮影は、3月29日にジョッシュ・ハ
ートネット、マーリー・シェルトン、ブルース・ウィリス、
ミッキー・ローク、イライジャ・ウッド、カーラ・ギグノの
出演で、テキサス州オースティンにあるロドリゲスの自前の
スタジオで開始されており、この作品には、他にジョニー・
デップ、スティーヴ・ブシェミ、マイクル・ダグラス、レオ
ナルド・ディカプリオらの出演も予定されている。
 なお、製作のディメンションと親会社のミラマックスは、
DGAとの取り決めを結んでいないそうだ。
        *         *
 続いても続報で、前回最後に紹介したスカーレット・ヨハ
ンセンの企画、主演による“Napoleon and Betsy”と同じ、
ナポレオン・ボナパルトとイギリス人少女の物語が、アル・
パチーノの主演でも作られることになり、“Alexander” に
続く競作となることが報告された。しかもこの競作、舞台裏
がかなり複雑になっているようだ。
 新たに報告された計画は、ステイトン・ラビンが発表した
“The Monster of Longwood”という歴史小説を、マイクル
・トーキンとポール・オースターが脚色、『王妃マルゴ』の
パトリス・シェローの監督で映画化するというもので、プロ
デューサーのハワード・ローゼンマンが企画、すでに大方の
出資者も決定して、後は海外配給権の契約で残りの製作費を
調達する段階ということだ。
 ところがこの計画では、当初パチーノの共演者にヨハンセ
ンが予定され、昨年の秋には一緒に脚本の読み合わせもして
いたというのだ。しかも、ヨハンセンの計画で脚本を担当し
ているレベッカ・B・ケネディは、実はローゼンマンの計画
で脚本の第1稿を担当していたということだ。
 さらに、スカーレットの母親のメラニー・ヨハンセンは、
ローゼンマンの計画でアソシエートプロデューサー、また、
メラニーと共に“Napoleon and Betsy”のプロデューサーに
名を連ねるギレス・アロンドウは、ローゼンマンの計画のプ
ロダクションデザイナーだったという。
 つまり、単純に考えてこの競作は、ローゼンマンの計画が
分裂したということのようだが、ここでケネディの役割を考
えると、彼女が執筆した第1稿ではヨハンセンの気に入る物
語の展開だったものが、その後の脚本ではヨハンセンの意に
沿わなかったということは大いに有り得そうだ。
 通常この手の競作では、まず企画の合体が検討されるもの
だが、今回の経緯ではその可能性は低くなりそうだ。しかし
この題材で2作品は共倒れになる恐れも高く、この際は、先
に手を挙げてライオンズ・ゲイトの製作も決ったヨハンセン
の計画がこのまま実現に漕ぎ着け、他方ローゼンマンの計画
は、ちょっと難しい事態のようにも感じるが、一体どうなる
ことだろうか。よりを戻すというのも一手なのだが。
 因に、『アレキサンダー』映画の競作では、オリバー・ス
トーン監督の“Alexander”はすでに撮影も完了して今年11
月5日の全米公開が発表されているが、バズ・ラーマン監督
の“Alexander the Great”は、未だに撮影の目途も立って
いない状態で、ストーンの勝ちはほぼ決りのようだ。しかし
ラーマン監督の計画を進めている製作者のディノ・デ・ラウ
レンティスはまだ諦めてないと発言しており、1年くらい先
の公開を目指すということだが、さてどうなるだろうか。
        *         *
 ついでに後2件、競作の話題を紹介しておこう。
 まずは、2003年7月1日付の第42回で紹介した歌手ジャニ
ス・ジョプリンの伝記映画で、パラマウントがルネ・ゼルウ
ィガー主演で進めている“Piece of My Heart”の計画に対
抗して、“The Gospel According to Janis”の計画が復活
してきた。
 この競作問題では、前回の報告のときには、ゼルウィガー
の主演が決定してパラマウントでの映画化が一気に進むかと
思われたものだが、実はこの企画では、ゼルウィガーが同郷
のジャニス役を演じることを熱望していて、パラマウントが
その熱意に動かされているという面はあったようだ。
 そしてこの計画では、その後の進展が見られず、現状では
アン・メレディスの脚本は完成しているものの、監督も決定
されていない。また前回は、パラマウントがジャニスの歌声
の独占使用権を獲得していて、歌唱シーンはすべてジャニス
本人の声で吹き替えるという企画も注目を集めたものだが、
その後その独占使用権も解除されてしまったようだ。
 これに対して、復活してきた“The Gospel…”は、元々は
ジョプリンの遺族が参加した企画で、言わば本家本元の企画
と言えるもの、そして今回はこの計画に、歌手ピンクとして
も知られるアリシア・ムーアの主演が発表された。つまりこ
の企画では、歌唱シーンは歌手であるムーアが自分で歌うと
いうもので、しかもこのムーアが生前のジャニスと同じレコ
ード会社に所属しているために、ジャニスの楽曲の使用権も
要望すれば与えられるという状況になっているようだ。
 またこの計画では、脚本監督をペネロピー・スフィーリア
が担当、すでに監督はムーアを起用した歌唱シーンを含むス
クリーンテストも行っており、その結果は、監督の映画キャ
リアの中でも最高の出来だったということだ。また、ムーア
が年齢的にも、ジャニスが19歳でロサンゼルスに来てから27
歳で亡くなるまでを描くにはベストの時ということで、製作
資金が集まりしだい撮影を開始したい意向のようだ。
 なお、スフィーリア監督は発言の中で、2つの企画は内容
的にかなり隔たりがあり、両方作られても問題はないとして
いるようだが、こちらも2本をヒットさせるほどの力がある
ようには思えず、どちらかが先行すれば他方は難しくなりそ
うで、この決着どうなることか気になるところだ。
        *         *
 もう1本は、ちょっと競作と言って良いものかどうか判ら
ないが、『エクソシスト』の前日譚を描く“Exorcist: The
Beginning”で、ポール・シュレイダー版とレニー・ハーリ
ン版の2つのヴァージョンを、DVDで発売する計画が公表
された。
 この企画は、ワーナー傘下のモーガン・クリークが進めて
いたもので、ピーター・ベンチュリー原作脚本、ウィリアム
・フリードキン監督による1973年の大ヒット作で、巻頭部分
に描かれたマーリン神父と悪魔の最初の闘いを、本格的に1
本の作品として映画化するというもの。
 そしてこの映画化は、ウィリアム・ウィッシャー、カレブ
・カーが脚本を執筆、元々はジョン・フランケンハイマーの
監督だったが、監督が死去したために『タクシー・ドライバ
ー』などの脚本家で、『キャット・ピープル』の1982年リメ
イクの監督でも知られるシュレイダー監督が引き継ぎ、一昨
年の秋からローマのチネチッタスタジオを使って撮影が行わ
れた。しかも昨年の夏前にはその撮影も終了、当初は今年2
月の公開を目指してポストプロダクションが進められていた
のだが…。
 昨年の9月になって、監督とモーガン・クリーク側の創造
上の意見の相違が発覚。実はこの時、ポストプロダクション
もほぼ完了して、映画は完成していたと言うのだが、シュレ
イダーは監督を降板することになってしまった。
 この事態に、モーガン・クリーク側は、救援監督としてレ
ニー・ハーリンを招請、当初は6週間の予定で再撮影が開始
された。ところがシュレイダー版に出演した俳優の中に、再
撮影への参加を拒否するものが現れ、結局ハーリンは、ほぼ
全編を取り直すことになってしまった。
 そこでアレクセイ・ハウリーという脚本家が招かれ、脚本
の一部修正と、キャスティングの変更、さらに一部キャラク
ターの役名の変更が行われた。
 因に変更されたのは、シュレイダー(S)版でガブリエル
・マンが演じていたフランシス神父役は、ハーリン(H)版
ではジェームズ・ダーシーに配役変更。またS版でクララ・
ベラが演じたレイチェルという役は、H版では役名がサラに
変更されてイザベル・スコルピオが演じ、さらにS版でポッ
プ歌手のビリー・クロフォードが演じていたチェチェという
役は、H版ではジョセフとなってレミー・スウィニーが演じ
ているそうだ。
 そしてハーリン版は、製作費5200万ドルを掛けて完成し、
ワーナーから、今年8月20日に全米公開のスケジュールも発
表された。
 ということで、映画“Exorcist: The Beginning”は完成
されたのだが、ここで問題なのはシュレイダー版の扱いとい
うことになる。実はこの作品は、当初の話し合いでオリジナ
ルのようなどぎつい描写を排した、ショッキングホラーでは
ない作品として検討されたということで、製作費も3200万ド
ルで製作されている。そしてシュレイダー自身、「ハーリン
版も良くできていると思うが、自分の作品にも自信がある」
と発言しており、すでにモーガン・クリークが公式に試写を
行うことも認めている。
 そこで出てきたのが、DVDでの発売というアイデアで、
2つの版を同梱にするか別売にするかは未定だが、何しろシ
ュレイダー版も一般の目に触れる状態にするということだ。
 経緯から考えて、シュレイダー版はじっくり物語を描き、
ハーリン版は派手目にアクションで描いていると予想される
が、ファンサイドから見れば、2人の監督の演出の違いを楽
しめる訳で、滅多にない機会とも言える。日本でもハーリン
版の劇場公開は決っていると思うが、是非ともシュレイダー
版のDVD発売もお願いしたいものだ。
        *         *
 お次はシリーズからのスピンオフの計画で、昨年公開され
た『トータル・フィアーズ』に、ジャック・ライアンの助っ
人として登場したCIAエージェント=ジョン・クラークを
主人公にしたシリーズを、パラマウントの製作で映画化する
計画が正式に発表された。
 この計画については、2002年12月15日付第29回などでたび
たび報告してきたが、ジャック・ライアンシリーズと同じく
トム・クランシーの原作を映画化するもので、製作が予定さ
れているのは“With Remorse”と“Rainbow Six”。特に前
者は、元ネイヴィSEALのクラークが、なぜCIAエージ
ェントになったかを描くシリーズ開幕の物語となる。
 そして今回発表された情報では、この2作の脚本を、コロ
ムビアで“Six Shooters”という南北戦争を背景にした作品
が進められているジョン・エンボンと、トム・クルーズの主
演、マイクル・マン監督でドリームワークス/パラマウント
で製作が進められている“Collateral”などのスチュアート
・ビーティが、それぞれ独立に担当するということだ。なお
ビーティは、『パイレーツ・オブ・カリビアン』のストーリ
ーでもクレジットされているそうだ。
 因に、『トータル…』に登場したクラークはレイヴ・シュ
ライバーが演じていたが、実はクラークはその前の『今そこ
にある危機』にも登場しており、その時の配役はウィレム・
デフォーだった。今度は誰が演じるのだろうか。
 また、パラマウントでは、ジャック・ライアンシリーズの
次回作として“Red Rabbit”の計画も進めているが、こちら
は『プライベート・ライアン』などのロバート・ロダットが
脚色に契約されている。
        *         *
 続いては、リメイクの話題をまとめて紹介しておこう。
 まずは極めつけ、ピーター・ジャクスン監督による“King
Kong”がいよいよ始動し、主なキャスティングが報告されて
いる。この配役では、先にコングに捕われる女優アン・ダー
ロウ役にナオミ・ワッツが発表されていたが、新たにコング
をニューヨークに連れてくる興行師カール・デンハム役に、
『スクール・オブ・ロック』のジャック・ブラック。そして
ダーロウの恋人で元戦闘機パイロットのジャック・ドリスコ
ル役に、『戦場のピアニスト』でオスカー主演男優賞獲得の
エイドリアン・ブロディが報告された。なお、ブラックは、
今年のゴールデン・グローブ賞でコメディ部門主演男優賞に
ノミネートされたが、ジャクスンは、「『ハイ・フィディリ
ティ』に出演していた時から注目しており、デンハムのキャ
ラクターにリアリティを与えてくれる役者だ」と期待を寄せ
ている。映画は今年の夏に撮影を開始し、2005年12月14日に
全米公開される。
 お次は、昨年9月1日付の第46回で報告したワーナー製作
“Body Snatchers”のリメイクで、脚色にデイヴ・カジャニ
ッチの起用が発表された。このリメイクは、1993年にアベル
・フェレイラが監督したワーナー作品に基づくもので、監督
には2001年公開の『ジーパーズ・クリーパーズ』を手掛けた
ヴィクター・サルヴァの起用も発表されている。なおカジャ
ニッチは、フォーカスで進められている1979年カナダ製作の
ホラー映画『チェンジリング』の現代版リメイクの脚本も担
当しているそうだ。
 1959年にサンドラ・ディー主演で映画化されたカリフォル
ニアが舞台の青春映画“Gidget”のリメイクが、コロムビア
傘下のレッド・ワゴンで進められ、その脚本にエリカ・ビー
ニイの起用が発表されている。この原作は、1965年放送のサ
リー・フィールド主演によるテレビシリーズも知られるが、
オリジナルは、フレデリック・コーナーの原作からポール・
ウェンドコスが監督、後に『タイム・トンネル』で活躍する
ジェームズ・ダーレンが何故かレギュラーで、ギジェット役
は毎回変わるという映画シリーズ。少なくとも3作公開され
ている。なお、リメイクの脚本を担当するビーニイは、やは
りテレビシリーズの“Project Greenlight”をミラマックス
で映画化する“The Battle of Shaker Heights”や、ニュー
ラインで映画化される学園ものの“New Sensation”などを
手掛けている。
        *         *
 後半は短いニュースをまとめておこう。
 『K−19』を製作したナショナル・ジェオグラフィックか
らまたまた史実に基づく映画化で、1883年に大噴火した火山
島を描く“Krakatoa”という計画が発表された。この噴火で
は、その後3年にわたって世界中が冷害に見舞われ、海洋大
国だったオランダ王国の没落や、イスラム教の台頭などの切
っ掛けになったという説もあるが、今回の映画化ではそれら
の歴史的事実も含めて、『タイタニック』のような冒険とラ
ヴロマンスを絡めた作品にするということだ。そしてその脚
本を、1998年公開のジョー・ダンテ監督作品『スモール・ソ
ルジャーズ』や、アーシュラ・K・ルグイン原作のテレビシ
リーズ“Earthsea”などを手掛けるギャヴィン・スコットが
担当することも発表されている。因に、同噴火を題材にした
作品では、1969年にシネラマで『ジャワの東』が製作されて
いるが、実は島はジャワの西に位置していたそうで、今回の
映画化ではその誤りも正したいそうだ。
 ロビン・ウィリアムスの話題で、しばらく続いていたシリ
アス路線からコメディに復帰する計画が発表された。作品の
題名は、“The Big White”。内容はアラスカで旅行会社を
営む男が、ごみ箱の中に冷凍された死体を発見し、それを行
方不明の兄の遺体に仕立てて生命保険をせしめようとすると
いう、かなりダークなコメディ。これを昨年『アリ・G』が
公開されたマーク・マイロッド監督で映画化するものだ。そ
してこの計画に、ホリー・ハンター、ジェームズ・ウッズ、
ジョヴァンニ・リビシ、アリスン・ローマン、ティム・ブレ
イク・ネルスンらの共演が発表されている。なお製作は、イ
ギリスとドイツの資本参加によりインディーで行われるが、
ウィリアムスは元々アーチザンで計画されていた当初から関
わり、同社が断念した後も計画を見守っていたそうだ。
        *         *
 最後に、映画紹介の方でも触れた話題で、嘘か誠かクェン
ティン・タランティーノが、“Kill Bill vol.3”の構想を
発表している。
 それによると、“vol.3”は、“vol.1”の巻頭で殺される
ヴァーニタ・グリーンの娘ニッキーを主人公にしたもので、
ジュリー・ドレフュスが演じたソフィー・フェイタルが手引
きして、ニッキーにザ・ブライドへの復讐を遂げさせるべく
育て上げるというもの。確かに“vol.1”で、ザ・ブライド
はヴァニータを倒した後、ニッキーに向かって「大きくなっ
たら倒しにおいで」と話しており、物語はそれを起点に始め
られるということのようだ。
 ただし、監督の構想でニッキー役は、“vol.1”に出演し
たアムブロサ・ケリーに演じてもらいたいのだそうで、その
ためには、彼女が大人になる10年か15年先まで実現はできな
いとのこと。しかしその間にも撮影は続けて、彼女の成長物
語にしたいということだ。
 時期的に言って、エイプリルフール向けの発言という感じ
がしないでもないが、このような遠大な計画は映画監督には
夢の一つであるような気もするし、今のタランティーノなら
実現できる可能性はある。とは言え、10〜15年も一つの役で
縛るのは、特に相手が子役では、その間の精神的なケアも必
要になると思われるし、これは大変な事業になりそうだ。


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井口健二