ちむたんのつぶやき
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メモ用紙に走り書きをすると、字の崩し方が父に似ている。 算用数字を書くと母に似ている。商業学校出で帳簿の付け方をきちんと学んでいた父に、書き方がなってないとよく叱られていた母の数字に。
吊り革に掴まった手の表情が、はっとするほど母の手に似てきた。
他にもふとしたときに似ているところを見つける。 両親は私の中にいるんだなあと思う。
お正月に集まった相棒の家族親戚ご一同を見ていると、ひとりの人がさまざまな部分をみんなからもらった感じで出来上がっているのが面白い。 昔のアルバムを見せてもらったら、相棒は叔母さんの若い頃の写真と見分けがつかないほどそっくりではあるのだが、身体のあちこちはお父さんに似ていたり、お母さんに似ていたりする。
見た目はもちろん、気性やものの考え方もたぶんそうだろう。 それらが連なり混ざり合って、たったひとりの人間がそこに立っている。
血のつながりはときどきどうしようもなく面倒になるけど、やっぱり切り離せないものでもある。
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