ちむたんのつぶやき
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2010年01月20日(水) 二年という月日

今日は父の命日です。
あの日から二年が過ぎました。

今頃どうしているのかな、なんて思います。
もはや私にガミガミ言われることもなく好きなつぶあんをお腹いっぱい食べ、世界中どこでも行きたいところでゴルフをしているのかもしれません。
そう考えるとそれはそれで幸せなんじゃないのかしら…。

ただ、元気でいられるならきっと何歳まででも生きていたかった、そんな父です。
生前よく「ゴルフができなくなったら生きていてもつまらないからもうそれでいい」と言っていた、まさにそのとおりにして去っていってしまいました。病名の診断がつき入院してから、たった五日で。
父が呼吸をしなくなって病院のスタッフが駆けつけてきたとき、長兄が泣き笑いの声で「せっかちだなあ!」と叫んだのが忘れられません。

本人としては「一回は死ななきゃならないんだから、これならまあ上出来でしょう」という感じなのではないかと思いますが、残されたほうは心の準備も何もあったものではなく。
息を引き取った父を家に連れて帰ってきて寝かせ、きょうだい三人で脇に座り元気なときと少しも変わらない顔を眺めて「狐につままれたみたいだよね…」と呆然としたものでした。


父がまだ元気だった頃、父に万が一のことがあったらどうなるんだろうとときどき考えることがありました。
お葬式を出し、いろいろな手続きや身辺の整理をし、誰も住まない実家をたたむ…そんな大変なことが自分にできるわけがない、と考える都度に空恐ろしくなった感覚をよく覚えています。

もちろん自分ひとりでやり遂げたわけではなく、相棒や兄たちをはじめとした大勢の方々の力を借りてどうにか務めを果たした、そんな二年間でした。
月に一度はお墓参りに行くようにしていますが、基本的には週末を好きに過ごせるようになり、引越しもしました。



あなたの寂しがりやで怠け者の娘は、今日も仲良しの友達とばかばかしい話をしながら暮らしていますよ。


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