ちむたんのつぶやき
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2010年01月16日(土) 木魚

父の三回忌と、母の十七回忌。
母のほうは本当は来年なのですが、一年違いというのも毎年たいへんなので一度にやってしまいましょうということで。
父の命日が1月20日、母の命日が2月17日なので日付は近いですしね。

さらに余談ですが、父と母の命日はぴったり4週間違いなので、毎年かならず同じ曜日になるのでした。今年でいえば二人とも水曜日。合わせたのか?(笑)

去年の一周忌の日記を見ると、ご住職が両親の墓参りをしたいとおっしゃってるので三回忌はお墓があるところ(去年まで実家のあった街)でやるかもとありましたが、結局菩提寺で行うことに。

それにしても寒い時季の法事は私たちでもけっこうきつい。(暑いときも大変でしょうが、お寺があるあたりはすごく底冷えがするのです)
当初は両親のきょうだいも呼ぼうかと話していたのですが、皆高齢になってきていることもあり、叔母(父の妹)にも相談して今回からごく身内だけにしました。

で、集まったのは全部で7人。長兄とあによめ1号、姪1号。姪2号は先週ひどい風邪をひき、治りかけということで欠席でした。それから次兄とあによめ2号。相棒とわたくし。
11時開始だったので、8時ちょっと前に家を出て新幹線に乗りました。

いやとにかく寒かったです。控え室も本堂もいちおう暖房を入れてくれてはあるのですが、焼け石に水というかその逆。冷蔵庫の中にいるような気分。室内でこれだけ寒い思いをしたのも久し振りです。関東の内陸部なんだなあ。雪はあまり降らないのですが。

いつもこの季節にお寺にいくたび、両親はこんなに寒いところで育ったのかとびっくりします。昔はもっと寒かったでしょうしね。(お城のお濠に氷が張るので、父は子供の頃スケートをして遊んだそうです。今はとても考えられません)

法事については、お坊さんから「歌か木魚か選んでください」と事前にいわれた長兄が、去年の父の一周忌では歌(ちなみにお坊さんがオルガンで伴奏してくれる。仏教なのにオルガン…)をうたったので、今年は木魚にしたとのこと。
要するにひとり一個ずつ木魚をあてがわれ、お坊さんの読経にあわせて木魚をたたくのでした(笑)。
こういう宗教行事って、えもいわれぬおかしみが時としてありますよね…。「奇数の拍ではなく、偶数の拍で必ずたたいてください。みなさんで息をあわせて、ずれないように」と言われつつ木魚をぽくぽくたたきました。小学校の音楽の授業のようでした。
ずれないようにと思うと緊張するので、せっかくお経をあげてもらっていても両親に思いを馳せるひまもなく必死だったとあとでみんな言ってましたな。それだけ雑念から自由になってたのかもしれませんが。

それにしても魚をバチでたたくってなんかシュールだなあ。もちろんいわれがあるんでしょう…と思ってWikipediaで調べたら「木魚は、読経をするときに打ち鳴らすことで、リズムを整える。眠気覚ましの意味もあり、木魚が魚を模しているのは、眠るときも目を閉じない魚がかつて眠らないものだと信じられていたことに由来する。」のだそうですよ!
眠気覚ましかよ(爆笑)

このお寺は父の実家(今はもうない)のお隣にあり、父方の祖父母のお墓もここです。法事が終わったのちお墓参りをして終了。

次兄夫婦がこの足で温泉にいくことになっており(いいなー)お昼は軽く済ませたいということで、お蕎麦屋さんで食事をしました。
姪1号に会うのはたしか1年ぶり。すっかり大人らしく、きれいになっていました。理学療法士なので新人とはいえ「先生」と呼ばれているそうな。仕事は忙しいそうですが、元気だったので安心しました。

新幹線の駅まで送ってもらって解散。
離れた場所で暮らしているきょうだい三人とその家族、こういう機会でもないとなかなか全員集まることができませんが、それぞれ健康でいてほしいと願います。


両親一緒の法事をするのは今回が初めてでした。
祭壇にならんだ二人の写真を見たとき、ほんとうに二人ともこの世のどこにもいなくなってしまっているんだ、とあらためて実感して涙がこぼれました。
時間はずいぶんと経ちましたが、それでも、まだ。


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