ちむたんのつぶやき
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2008年07月07日(月) ノーコメントの自由を

(けっこうヘコんだこと書いてしまいますので予めお断りしときます。すみません)








昨日の昼間、伯母(母の姉)から電話がありました。
用件は、脚の具合がよくなくてお盆はお線香あげにいけそうにないけどごめんなさいね、というもので、それはもちろん、遠いし暑い時季だし、どうか気をつかわないでくださいと言いつつ、ちょっと身構えた私だったのでした。
というのも。

「ねえ、結婚する気はないの?」

来た………………。(がくり)

この伯母、とてもいい人なのですがこれが。これがあるんだ。
昨年の母の十三回忌のときも、今年の父の葬儀のときも、この結婚しないの攻撃をかまされて正直笑ってごまかすしかなくたいへん閉口したのでございます。
しかも年々具体的な話になってくるのがキツい。うっかり隙を見せればすぐに写真と釣書を送ってきそうな気配がアリアリです。

妹の忘れ形見の身の上を親身になって心配してくれる気持ちは本当にありがたいのです、が、その気はないんですって前から言ってるのにー。別に私は父の面倒を見てたから結婚しなかったわけではないのですよ、伯母上。

「最近は女の人がいばってていいのよ。あなたのお父さんみたいな人はいないわよ」ですって。確かに父はたいそういばっておりまして、認めるにやぶさかではありませんが、いざひとから言われるとカチンと来たあたり私もけっこう身びいきらしいと今更どうでもいい発見をしてみたり(爆)。
仕方なく「いやあもうこの年ですから」と心にもない言質をふたたび弄せば「今は八十九十まで生きる時代なんだから、まだまだよ」と返してくるし。あうあう。
そこまでナウなセンス(笑)をお持ちなら、もう一歩進んで結婚しないという価値観まで受け入れてくれよう、と思うのは甘えでしょうか。甘えか。
いやもう、のらりくらりとかわして電話を切るまでに冷や汗をたっぷりかきました。
たまには会って、母の思い出を語り合ったりしたいと本当に思うのですが、これじゃ近寄れないよう(涙)

母は私が世間一般で行き遅れを心配される年齢になる前に逝ってしまいましたが、もし生きてたら同じようなことを言われちゃったのかしら。母に限ってそれはないと思いたいんですが。「結婚なんてすることないわよ」って言ってたし。
ちなみに父は、結婚しようとしない次兄と私について「俺の若い頃は、一人前になったら結婚して家庭を持つのが当然だったけど、お前達の考え方は本当にわからないなあ」とぽつっともらしたことがありましたね。でもその手の話をしたのはほんとにその一回くらいでした。

基本的に、年長者、しかも身内の意見にはきちんと耳を傾け尊ぶべし、という姿勢を叩き込まれておりますので、こういう素っ気ない対応をしなくてはならないのは本音ではつらいし、ヘコむわけです。
もう少し近しい間柄なら、揉める覚悟もした上でもうちょっと突っ込んだ話をしてもいいんですけど、そこはきっぱり諦めているわたくしです。事なかれ主義かしら。
もし真剣に話したとしても、痛いところをつかれてムキになってると取られちゃうだろうし、そういうカンペキな誤解をされてのほほんとしていられるほどにはわたくしは人間ができていないのでありますよ。
…はああ。

せめてノーコメントの自由を。
語らない理由を汲めとは言わないけど、黙っていることを許してもらえないだろうか。
思ったことをまっすぐ言うばかりが正しいわけじゃないと思うのですが。



別に結婚そのものを否定しているわけでもなんでもないので、「結婚もいいものですよ」的なメッセージはマジでヘコみますからカンベンしてくださいませ、と言わずもがなのことを書いてしまうくらいヘコんだんです、というお話でした。ああもうほんとしょうもなくてすんません。


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