ちむたんのつぶやき
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土日は熱海にいってまいりました。 雨女ジンクス返上!と言いたくなるほどの好天に恵まれ、例によって外をうろうろ歩き回っていたら日焼けしてしまいました。
この季節の熱海は初めてだったのですが、梅はそろそろ終わりかけ(それでも今年は1月が寒かったので長めに咲いてたそうです)、そしてそして街じゅういたるところに桜が! さすがに染井吉野はまだですが、河津桜や寒桜なのかな?季節感が狂うほどの見事な咲きっぷりでした。今年は二回お花見ができそうです。
三度目にして初めて、街中をたっぷり歩き回りました。熱海は、古い建物好きの私と相棒にはストレートど真ん中に好みな街ですね。
泊まったのは伊豆山のヴィラ・デル・ソル。 紀伊徳川家の侯爵が明治時代に東京に建てた図書館「南葵文庫」の建物を移築し、ホテルとして使用しているのです。 以前父と来たホテルニューさがみやのまるっきりお隣だったのに、その存在にまるで気づいてませんでした。
ロビーやレストランのある本館は上に書いたとおり、クラシックで素敵な洋館。 宿泊棟となっている別館は白を基調にした、飾り気のないモダンな建物。 渡り廊下で行き来して、両方の魅力が味わえます。
お部屋のアメニティは充実していて、寝具やタオルケットやスリッパはふかふかでいい匂いがするし、目の前は青い青い相模湾。窓が大きく取られていて明るい。 そして、真下に有料道路が通っているにもかかわらずすごく静かで、異世界に来ているような感覚を味わえました。
でも、一番おすすめしたいポイントは断固、お食事です!!!!
わたくし、さっぱりうんちくは語れませんが、ここのお食事はすさまじいです。もちろん褒め言葉として。ひと皿ごとに鋭利な刀で斬り付けてこられるような迫力を感じました。 とか書くとなにやら恐ろしげですが、違うんですよう。それほど美味しいって言いたいんですよう。
普段食べてるものとは食材の生まれ育ちが違い、その上、作り手の格と気合いが違う…みたいな気がします。 たかが食べ物にそんなにお金と手間をかけてもったいない、と言ってしまえばまことにぜいたく極まりないことではありますが、ごくたまにこういう極上のお料理をいただいて非日常的な衝撃をうけるのも、いいことなのではないかと思います。 ほんとに、夕食も朝食も涙がでるくらい美味しかったです。
サービスも親切で丁寧で感じがよく、すばらしいひとときを過ごさせていただけました。
また行きたい。でも少なくとも1年以上経ってからでないとなんかもったいない。 そういう気分です。
今回の宿選びのコンセプトは、前回の日記にも書きましたとおり「父には絶対ウケないお宿」でした。 帰ってきて考えるに、微妙かも。ひょっとしたらウケちゃうかも(爆笑)
いやでもお風呂が遠いな。裏山の上のほうにある姉妹旅館のお風呂まで石段をかなり長いこと登ってゆくので、父にはとてもムリだったでしょう。 温泉をあきらめれば、ホテルのお風呂もユニットバスながら快適なのでいいんですけどね。実際、お部屋の居心地があまりに良いので、外のお風呂には一度しか行きませんでしたし。
あとお食事そのものはきっと口に合った(というよりむしろ喜んだだろう、特に朝食)と思うのですが、ゆっくり時間をかけてお食事を楽しむ雰囲気なので、せっかちな父は我慢してくれなかったでしょうね。夕食に3時間かかりましたから。
そんな話を相棒としながら、風に舞い散る桜の花びらになんとなく涙を誘われながら、ちょっと久し振りの旅を満喫してきたのでした。
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