ちむたんのつぶやき
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父には、今までたくさん嘘をついてきた。 ほとんどが、知られたらなんとなく都合のわるいことを隠すための嘘だった。 友達と温泉にいくとか、ご馳走をたべるとか、一人暮らしの父に対して私ばかり楽しい思いをするような場合が多かった。
これから私は、父に一番大きな嘘をつかなくてはならない。
胃がんが肝臓にまで転移していて、もはや快復は望めないこと。 あとは、なるべく苦痛を緩和するための治療を行っていくしかないこと。
これらの事実を、病気をあれほど怖がっていた父に、最期までなんとしても隠し通すために。
大好きな父に少しでも安らかな眠りを。どうか。
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