ちむたんのつぶやき
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東京會舘トークサロン(夜の部)に行って参りました。
がその前に実は藤本隆宏さん&広田勇二さんのライブ@六本木ピットインにも行ったので、先にそちらの話から。 今日明日と2公演ありまして、東京でのライブは初めてだという藤本さんはしょっぱなからずーっと大テレっぽくて可愛らしかったですが、観てるこっちまで緊張しました(笑)。 昨夜は鳩が部屋に入ってきて、ギターを食べちゃう夢を見たそうです。これじゃギター弾けない!と夢の中で慌てたそうで…。私もよく、気になることがあるとそれにまつわる悪夢を見るのでなにやら親近感を覚えてしまいました。 物知らずなもので、ナンバーは知らないものがほとんどだったのですが(ちゃんと分かったのは「This is the moment」「上を向いて歩こう」「Imagine」くらい)、バックバンドの演奏が鳥肌が立つほど素晴らしくて、大満足でした。シャープなアコースティックギター、華麗なエレキギター、端正なピアノ、蟲惑的なベース、涼やかなコーラス。みんな若いメンバーなのに熟練とさえ喩えたくなるような演奏で、凄かったです。「これからの音楽界を背負って立つメンバー」と藤本さんが紹介してたけど、フカシでも何でもないなー。 そして広田さん!役者さんの歌は、時間も空間も超越しますね。「レディ・ゾロ」の時の労働歌(「汗水たらしてしっかり働けば〜」というアレです)で絶対とびっきりのシンガーだと睨んでおりましたが、想像通りでした。いえ、想像以上でした。 皆さん明日も元気に頑張ってくださいまし。
で、東京會舘。 シルバーのサテンロングドレス(ショルダーストラップ)に共布のショール風肩布(?)が付いてデコルテラインを見せ、黒系のゴージャスなネックレス(ご本人「犬みたいでしょ」とワケわからないコメントを付けておいででした)、ほぼ真っ黒な髪をタイトにまとめてアップにして、パールの髪飾り。黒のサンダル。爪はドレスと同系色、ペディキュアは赤系でした。退場の時に客席を歩いてくれたんですが、後ろ姿のスキのないこと、歪みのないこと!自分が恥ずかしくなりましたよ(比べてもな)。 ことほどさように目も眩むような美しい装いだったのですが、本人照れる照れる。前半はいでたちに合った女優的しっとりトークで進んできたのに、気取りすぎ!と思ったのか「この格好失敗だったー!」とまで言い出す始末(笑)。後半は地が出た?ややオネエ入り気味の爆笑トークという感じになりました。
印象に残った言葉。 一年経って、女優という仕事をどう考えますか、みたいな質問に対して、仕事中はもちろんだけれど、オフの間に自分をどう豊かにするかがすごく大切だと思う、と言ってました。超過密だった宝塚の頃はちょっとでも休みがあれば身体を休めることだけ考えたけど、今はそれだけじゃ済まなくて、身体を鍛えたり、いろんな人に会って話を聞いたり、本を読んだり、とか、やっておかなきゃならないことがたくさんあると。 宝塚ではない舞台に立ってみての感想は?という問いへの答えとして、幾度も「ハングリー」と答えていました。宝塚だと年にこれだけの公演に必ず出られると決まってるし、ポジションに応じて付く役も大体わかってくるけれど、今いる世界は今回主役だった人が次は脇役に回ったり、逆もあるし、その時その時で結果を残さないと次の仕事につながっていかないからみんなすごくハングリーに良い物を創ろうとする、と。
たった一年でずいぶん落ち着いた感じになったなぁ…というか、物の見方がすごく囚われてなくて柔軟な人だなぁ、とつくづく感じ入りました。
女優として他の人には負けない!というのは「目の強さ」だそうです。嫌がらせの視線も撥ねかえせる、って。
「レディ・ゾロ」の松竹座で花道からの出があって「風のなごり」では花道の引っ込みがあって、すごく嬉しくてかつ責任を感じた、と。 演舞場の時かな?「匠!」と男の人から声がかかったことがあったそうなのですが、引っ込んでから一人でやたらに興奮してしまって、この後楽屋で待っててくれるかも、とか想像してたそうです(笑)。
あとはすっしーさんのご実家のお寿司屋さん(高いらしい)で、退団同期の皆さんとひとり5000円で食べさせてもらったとか、きんぴらごぼうとミネストローネとクラムチャウダー作れるようになったとか、でも作りすぎてしまうので二日続けて同じもの食べるのが悲しいとか、いつもの漫談トークに…(笑)。 DVDにハマッていて「ムーランルージュ」のニコール・キッドマンが好きだそうです。 それから部屋の模様替えをしたくてたまらなくてメジャーを持ち歩き家具屋さんに入るたび測ってあれこれ考えてるとか、宝塚時代バウメンバーを部屋に呼んでパーティーした時、後片付けをやってくれる下級生にバカラのペアグラスを片っぽだけ割られたとか、細かいネタを言い出したら枚挙に暇がありませんな。 一番遠出したのは下北沢とか羽田空港だそうです。今行きたいのは鎌倉(でもどこにあるのかわかってない様子)。演じてみたいのは実在の人物。ドキュメンタリーっぽいドラマって言ってたかな。あとは上記のムーランルージュっぽいもの。 先輩方にとても恵まれた一年だったようで、波乃久里子さんや多岐川裕美さんにも可愛がってもらっていろいろ教えていただいてたそうです。風のなごりの時はしょっちゅういろんな人に呑みに連れてかれてたみたいでした(笑)。朝の3時まで呑んでても、翌日は早く入ってストレッチ教室を開いてたそうで。
話を聞いていると、慣れなかったり難しかったり、きっと大変なこともそれはたくさんあったのでしょうが、まわりの人に助けられ教えられながらひたむきに歩いてきた一年だったんだなぁ、と感じました。でも、周囲に恵まれるのはその人自身が豊かだからだと思うんですね。 これからも身体をだいじに、優しくて明るい今の空気をまとったままで進んでいってほしいと願っています。
9月には映像のお仕事があって「そして〜」以降もまた来年のかなりの部分が映像メインになるようですね。 よし、お金貯めよう(オチがそれかい!)
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