ちむたんのつぶやき
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2003年07月05日(土) 今年も京都の底力その1

南座「風のなごり」観劇にかこつけて今年も京都に行くことになりました。
昨年はかなり傷心旅行でしたが、今年は浮き浮きした旅立ちです。

早起きして8時20分発の新幹線で一路京都へ。梅雨どきでもすごい人出でした。タクシーに乗る人が列を作ってましたもんね。
南座はもちろん初めて。なかなか年期の入った建物で、全体的に造りが小ぢんまりしていました。通路や座席の狭さに、日本人の体型が今よりかなり小さかった頃に出来たんだなーと思いました。

さて「風のなごり」。筋は全く変更なし。少し台詞が変わったかな?というところもあるにはあったのですが、なんせ2回しか観てないもので自信はありません。最初の新内のところで、盆の上で回ってるセットの桜の木がどかんと倒れて驚きましたが(笑)。黒子さんが立て直しに来てました。

出演者の皆さん、初日の翌日のせいか台詞がやや危なかったりするところもありまして、たとえば清風荘女将の綾乃さんが、栄屋の孝一くんのことを「栄屋の一人娘」と言ってしまってたりとか…それじゃ反対もするよなぁ(笑)。でもお芝居そのものは東京で観た時よりずっとずっとグレードアップしていました。掛け合いの息も合っていましたし、何よりひとりひとりが本当に役に入り込んでいる感じで、2幕後半からはずっとタオルが手放せませんでした。
こんなにボロボロ泣いてるの私ひとりかしらとさすがに不安になったんですが、隣を見たら相棒もびしょ濡れだったのでほっとしました(似た者同士だけどさ…)。
もー、このお芝居ほんとに波乃久里子さんにやられました。根こそぎ持っていかれました。凄い役者さんだと思います。次の出演作、きっとチケットを取ってしまうでしょう。いやぁチャーちゃんが何かに出てくれる度に好きな役者さんが増えてタイヘン幸せです(ややヤケ気味)。
前回レディ・ゾロにて持っていかれた藤本隆宏さんは、京都に行っても元気にシモベっぽくてステキでした(笑)。Shall we danceの場面、二人とも東京よりずいぶんニコニコ嬉しそうに踊ってた気がします。
しかし、最後のおわら踊りのところは藤本さん入ってるはずなので一生懸命探したんですが、どうしてもどの人だか特定できませんでした。笠かぶってる上に暗いからよくわからん。くやしー。

そしてチャーちゃん@舞子ちゃん。一途で健気で可愛かった。のに、3幕はじめのオーディションの場面だけ別人でした。
ずいぶん久し振りに、チャーちゃんの踊りを何も気にすることなく堪能できたような気がします。東京で観た時と、私の目には別人でした。流麗な動きと一瞬のストップモーションの絶妙なコンビネーション。一つの動作の中に、無限に含まれる美しいポーズ。頭が真っ白になるくらい惹きつけられました。

これで最後の観劇ということで寂しかったんですが、素晴らしい舞台だったので大満足でした。

劇場を出て、鴨川べりを歩いて京都ロイヤルホテルへ向かいました。予備知識もなにもなく何となく予約を取ったんですが、さっぱりして感じの良いホテルで居心地良かったです。
チェックインして荷物を置き、護王神社へ。こちらは京都御所のすぐ西側にあるお社で、足腰の健康・病気怪我回復にご利益がある…のです。
去年の京都旅行の時に相棒とふたりでこっそり行って「座立亥串(くらたていぐし)」というお願い事を書いた串を立ててきたんですね。チャーちゃんの足が快くなりますように、と。この串は二本一組になっていて、一本は家に持って帰って神棚や玄関におまつりするわけです。それ以来ずっとうちの玄関にあり、以前からお礼参りに行かなきゃね、と言っていたんですが今回奇しくもチャーちゃんが京都で舞台に立つことになり、めでたくお礼参りが叶いました。串をお返しして柏手を打ち拝んでいたら、とても安心したような、清々しい気持ちになりました。
去年来た時はチャーちゃんがどうしているのかもわからず本当に真っ暗な気持ちでいたのが、たった一年と少ししか経っていないのに、歩いて行ける距離のところで舞台に立っているんですものね。

さっぱりした気分でホテルに帰り、外にご飯を食べにいきました。元気よくお肉が食べたかったので鉄板焼き。美味しかったです。帰ってからホテルのラウンジでカクテル2杯(グラスホッパーが絶品でした)、いい気分で寝ました。


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