メーコの芋ちゃん日記

2005年01月28日(金) メーコ、復活!!

わはははは。
「光陰矢の如し」とはよく言ったもんで、トラの出産状況を書いてからすっかりグータラしているうちに、「あっっ!」っと言う間に一年以上が過ぎてしまいました〜。

「もしかして、メーちゃんは出産後に体調を崩して病気にでもなってしまったのではないかしら?」とか、「家庭に何か問題が起きて、子育て日記を書いているどころじゃなくなっちゃったのじゃないかしら?」とかと、あれこれご心配をして下さった方はそう多くはないとは思いますが(後者の確立はかなり高かったかもしれんけど)、まぁ大方の皆様の予想通り、メーコは病気になったワケでもなく家庭に大きな問題が起きたワケでもなく、ただただ単に、グータラしているうちに時間がとっとと過ぎてしまっただけなのでごじゃりますぅ。

ま、でも、自他共に認める「言い訳番長」としてはそれなりにあれこれ理由もあるわけで、モデムの調子が悪くなったりパソコンそのものが動かなくなってしまったり、新しいパソコンを買ったらメールの設定がおかしくなったり、ケーブル接続にしたら日本語のメールソフトが立ち上がらなくなっちゃったり… と、まぁあれこれあったワケなんですよ。(←ただ単に「パソコンが使いこなせないだけ」とも言い換えられるかもしれんが…)

で、ようやくに何とか新しいアドレスも取得し、ケーブルでの接続も今のところ落ち着いているようなので、「皆々様に忘れ去られてしまわないうちにそろそろ再開を…」と、考えていた矢先に、見計らったかのようにねーさんからも督促の電話が入ったわけで、「芋ちゃん日記」1年と数ヶ月ぶりの復活と相成ったわけでごじゃりまする。

ま、詳しくは追々書き連ねて参りますが、出産後の15ヶ月間の様子を簡単にご紹介いたしますと…

無痛分娩での出産後、メーコはきっちり48時間で退院をし、2週間後にはほとんど体型も戻って妊娠前のGパンが履けるようになり、ママちゃんがはるばる日本から手伝いに来てくれていたのをいいことに「3食昼寝付き」の生活を堪能し(パパちゃんも来てくれてたんだけど、写真とビデオだけ撮りまくってスグ帰っちゃったから登場割愛)、連日トラのうん○としっこにまみれながらも、のほほんとした1ヶ月を過ごしておりました。

そして、1ヶ月が過ぎママちゃんが日本に帰ってしまった後は、「一緒に連れてかなかったらなぁ〜んもできないじゃーん!」を免罪符にし、日常の買い物はもちろんのこと、モールに行って2時間も3時間も徘徊はするわ、生後6週間のトラを連れて映画館に映画を観に行くわレストランに食事に行くわ、と、日本にいたら間違いなく町内一の「後ろ指さされママ」になっていたであろう生活を送っておりました。

そして、そんな「とんでもないママ」は、「日本はすごく寒いんだし、まだ無理よ」という周囲の声をまるでヘブライ語を聞いているかのように聞き流し、トラが生後3ヶ月と3日を迎えたその日、あれこれ合わせると丸々24時間近くかかる移動時間もものともせずに日本へ連れて帰り、4日もすると「ほんじゃ後は頼んだよ〜ん」と一言言い残してトラを両親に預け、前々から頼まれていた仕事のためにモナコに10日間も出かけてしまいましたとさ。

んで、3週間ほどの日本への里帰りが終わり、再びえっちらおっちら24時間かけてオーランドに戻っってみれば時は3月。メーコが一年でただ一回だけ、「オーランドにいて良かった」と思える大リーグのキャンプの季節。抱っこひもにトラをくくりつけたメーコは連日各地のキャンプ地を駆け巡り、松井稼頭央と写真を撮りーの、木田投手からボールをもらいーの、と、それはそれは充実した(何がだよ?)一ヶ月を過ごしておりました。

その後、トラが生後丸5ヶ月になった2004年の4月から、メーコは二セ教員になりすまして毎週土曜日の午前中、現地の日本語補習校で子供たちに日本語を教え始め、学校が夏休みに入った6月に再びトラを連れて帰国。さすがにこの時は滞在も短かったので添乗の仕事には出なかったものの、今度は「オーランドじゃ一人で出かけるなんてできないも〜ん!」を免罪符に、トラをママちゃんとパパちゃんに預けて連日友人たちと飲み歩いておりました。

…と、ここまでは「とんでもないママ」絶好調!のメーコでありましたが、メーコにはメーコなりの不安や悩みもそれなりにあったワケで、2度目の里帰りから戻りトラが満6ヶ月を過ぎた頃から、メーコはかなりの「ウツ状態」になってしまいました。

メーコ自身が生まれ育った日本とは全く違う文化・教育・医療制度。これでまだしもダンナがアメリカ人であったならばダンナやダンナの家族にあれこれ聞けるであろうことも、メーコの周りには誰もいない。 アメリカ人と結婚している日本人の友達とかにはある程度相談できても、時間を気にせず電話をしたり、夜中に呼びつけるようなことまではできない。 どんどんどんどん暗くなって、「オーランドは嫌い」「アメリカはイヤ」ばかりを繰り返すメーコを見かねた友達が、「メーちゃん、気分転換に何かアルバイトでもしてみなよ」と勧めてくれ、メーコはディズニーランドのエプコットで週に3日パートで働くことを決定。

とんでもない上に自分勝手なママの下に生まれてしまった哀れなトラビスは、ママが仕事をしている間、バングラディッシュ人の子守りのオバちゃんの家で過ごすハメとなりました。

そして現在。
1歳3ヶ月を迎えたトラビスは、「よく食べよく寝てよく出す」元気な毎日。 これまた後ほど詳しくお話ししますが、去年の夏に3度もオーランドを直撃したハリケーンの真っ只中でも大イビキで熟睡し、将来は大物になること間違いナシ。 そしてメーコは、「気分転換とストレス解消のため」に外で働き始めたはずなのに、いつしか「息子の食事代を稼ぐため」に残業までするようになり、今じゃーすっかり「日生のオバちゃん」ならぬ「ディズニーのオバちゃん」として走り回っておりまする。

ま、こんな感じが、メーコが行方をくらましていた15ヶ月間のできごとでありました。まる。

それでは、新装開店(?)「芋ちゃん日記」をお楽しみに〜!!


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