ただいまマイクのテスト中。

2001年11月14日(水)  「くだんの母」

実はポジ、知る人ぞ知る(またか・・・)ホラー好きなのですが、今日は以前から語りたかった小松左京について。
小松左京とくれば、「日本沈没」とかSFが有名ですが、私がプッシュしたいのはホラー!
ここはやはり「くだんの母」でしょう!
この話に出てくる旧家のイメージがどうも、うちは家に通じるものがあって、怖さの中にもロマンが・・・。はっ、それはポジだけ?
話がそれますが、旧家といえば横溝正史、横溝正史とくれば岡山の奥深い村の旧家!
どっちかっていうと、そっちの方が近いかもしれません。
日向家の宗家分家の確執も、なんかぴったりくるものがあるし。
獄門島の本鬼頭と分鬼頭、八つ墓村の東屋と西屋、鬼首村の由良家と仁礼家・・・。
うーん、ロマンですね〜vvv

それは置いといて、今回は「くだんの母」。
旧家ゆえの積もり積もった穢れが招く恐怖と悲劇。
詳しくはネタバレになるんで省きますが、ポジが怖かったのは、その穢れそのものより、それを当然のように受諾して生きている母親の姿でした。
あ、だから「くだんの母」なのか。
普通、娘がああなったら泣き喚くなり取り乱すなりするだろうに、あきらめと悲しみに身を浸してひっそりと生きている母。
「ポゼッション」とはまた違った、日本的な恐怖です。
「NARUTO」もかなり怖い話だと常々思っていたのですが、その一端はこんなところにあるのかも。
血継限界ってある意味呪われてるし。
妖狐もだけど、忍者の生き様からしてすでに恐怖につながってる気がするもん。
音もなく嗅もなくって、怖くないですか?
カラスが死体の臓物に群がってるコマなんて、シビア通りこしてホラーだよ・・・。
死体処理班・・・。暗部にいた頃、カカシ先生もしてたんだろうなあと思うと胸が痛みます。(涙)
幸せになってくれ!! いや、私が幸せにしてみせる!!
と思わずこぶし握り締めたくなるのはポジだけ?

普通にホラー読んでても、すぐ邪念が浮かんでくるポジの脳みその方がよっぽどホラーなのかも。

キレイにまとまったところで本日はこのへんで。
さ、後編書かなきゃ!←遅ッ!


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