実はポジ、知る人ぞ知る(またか・・・)ホラー好きなのですが、今日は以前から語りたかった小松左京について。 小松左京とくれば、「日本沈没」とかSFが有名ですが、私がプッシュしたいのはホラー! ここはやはり「くだんの母」でしょう! この話に出てくる旧家のイメージがどうも、うちは家に通じるものがあって、怖さの中にもロマンが・・・。はっ、それはポジだけ? 話がそれますが、旧家といえば横溝正史、横溝正史とくれば岡山の奥深い村の旧家! どっちかっていうと、そっちの方が近いかもしれません。 日向家の宗家分家の確執も、なんかぴったりくるものがあるし。 獄門島の本鬼頭と分鬼頭、八つ墓村の東屋と西屋、鬼首村の由良家と仁礼家・・・。 うーん、ロマンですね〜vvv
それは置いといて、今回は「くだんの母」。 旧家ゆえの積もり積もった穢れが招く恐怖と悲劇。 詳しくはネタバレになるんで省きますが、ポジが怖かったのは、その穢れそのものより、それを当然のように受諾して生きている母親の姿でした。 あ、だから「くだんの母」なのか。 普通、娘がああなったら泣き喚くなり取り乱すなりするだろうに、あきらめと悲しみに身を浸してひっそりと生きている母。 「ポゼッション」とはまた違った、日本的な恐怖です。 「NARUTO」もかなり怖い話だと常々思っていたのですが、その一端はこんなところにあるのかも。 血継限界ってある意味呪われてるし。 妖狐もだけど、忍者の生き様からしてすでに恐怖につながってる気がするもん。 音もなく嗅もなくって、怖くないですか? カラスが死体の臓物に群がってるコマなんて、シビア通りこしてホラーだよ・・・。 死体処理班・・・。暗部にいた頃、カカシ先生もしてたんだろうなあと思うと胸が痛みます。(涙) 幸せになってくれ!! いや、私が幸せにしてみせる!! と思わずこぶし握り締めたくなるのはポジだけ?
普通にホラー読んでても、すぐ邪念が浮かんでくるポジの脳みその方がよっぽどホラーなのかも。
キレイにまとまったところで本日はこのへんで。 さ、後編書かなきゃ!←遅ッ!
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