Diary
沙希

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■ 原因はお前だろ。


スベテの根本にある原因はお前だろ。
俺は悪くない。もし良い悪いという区別をつけるならばな。
その笑顔は罪だ。罪以外のなにものでもない。
その目も、口も、髪も、薄くつけた香水さえも
お前のスベテが罪以外のなにものでもない。

もっと早く、その手を振り払えばよかった。
もっと早く、その口を塞いでやればよかった。
コレ以上お前が堕ちてく前に。
そこまでぶっ壊れちまう前に。

結局お前の目に映ってんのは俺じゃなかったんだろ。
知ってたんだ。ずっと知ってたんだ。
そう言ってたろ??ちゃんとそう言っただろ??

春は別れの季節なんだ。それ以外に有り得ないんだ。
華が咲いたらリセットされるんだ。世界はリセットされるんだ。
積み重ねは失われるんだ。間違いは正されるんだ。
スベテの歪みは矯正されるんだ。矯正されるんだ。

間違った環境の中で起こった間違った出会いは
間違いだらけの時間の中で、間違いながら消されていく。
それで終わり。全部終わり。
始まりがあれば終わりがある。
もうとり返しのつかないとこまできてしまったんだ。
だから終わるしかない。清算すればいい。清算。清算。

お前を抱いた記憶だけがある。
体温の記憶だけ残して葬りさろうと思う。
あまりにも情けない結末と、あまりにも情けない君の顔もスベテ
葬りさろうと思う。
それだけが正解だと思う。
スベテが間違いだったけれどそれだけが正解だと思う。



2003年03月31日(月)
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