打ち上げたのは引き出しの奥に眠っていた花火色あせた花びらを精一杯広げて煙の先っぽだけでもあなたの目に留まればとぶちまけたのは獲れたての生温かいミルク捨てられた夢みたいにアスファルトに溶けて消えればいいやと打ち明けたのは内緒にするべきだった碧石の隠し場所見つけ出してポケットに仕舞い込んで欲しかった