一つの手を少し伸ばして息の根止めてじっと見つめる視線の先にはどうでもいい言い訳ばかりが零れ落ちて溜まっていく様にこころの芯の真ん中にある触れられたくない部分で自分でも分らない場所で決して到達する事のできない丸っきりの暗黒世界なのにまるでみんなにはそれがいとも簡単にバレてしまっているようで他人の瞳に映った滑稽な自分の姿から目を逸らす。