差し伸ばした手が空を切る視線が交わることもなく記憶は深い闇の中へ近くにある底の見えない闇壊れる寸前の音目隠しで歩く人の生声が聴こえても届かない振り落ちて壁に当たるまで先が見えなくなれば自然に後ろを振り返る