自作自受
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大きな石が ごろんと動いて 僕ら覗き込んだんだ
ひんやりとした 湿った地面の上で 丸くなったダンゴ虫
僕ら楽しかった アイツが泣くのはいつものことだし 僕らいつも手加減してたし アイツはいつも駄目な奴だったし 僕ら楽しかったし
僕ら直接叩いたりはしなかった ちょっといじわる アイツの嫌がる顔 目が合っただけで何かされるんじゃないかと嫌な顔 僕らにはソレ 何かして欲しいって期待した顔に見えた
その日はなんだか空気が変で アイツは僕らのことまるで気にしてないみたいだった わざとぶつかったりしてみたけど 反応がない 無視しやがった だから僕 アイツの目の前で
犯してはならない過ちを 微かに感じて 僕ら以外には誰もいなかったというのに そっと
また大きな石を ごろんと 元に戻したんだ
僕ら以外誰もいなかったというのに そっと 小さな声で話したんだ
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