自作自受
DiaryINDEX<古新>


2004年03月06日(土) 連続(153)

丸い四角の中に絵に描いたような10円玉を放り入れ
綺麗に削られた斜め45度の放物線を静かになぞる
北の空を横切る彗星は日付変更線に躓いて
くたびれた初老の少年が指折り数えるXデーを
木っ端微塵に引き千切る
ただでさえ大きな過ちはそれを見た人が不快に感じるほど小さくて
手の平に書かれた「人」の字が役に立つことなく消え失せる
夢はただ其処に在って輝くもので
手の届かない場所にある非現実的な妄想の肥やしになっても種にはならない
繰り返される錆び付いた思い出が
明日を乗り越えるために今日まで続いた言い訳を
左側から順番に処刑を待つ言い逃れの出来ない罪を背負った僕たちに
静かに見守る神様の満面の笑みに裏付けられながら
確定的に捏造された歪な未来の道になる


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